平成23年最後の俳句 | 大木凡人オフィシャルブログ「凡ちゃんブログ」Powered by Ameba

平成23年最後の俳句

平成23年最後の俳句
103回 有楽句会(於)銀座かがやき

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12月この日は仕事のため、

この松山市にある正岡子規ポストと同じ

不在投句でした(兼題)

炭火、兎、蒲団です

まずは凡人の句で西川阿舟先生選で2句

◎湯のほてり ほのかにかをり蒲団入り  凡人

◎鼻水に炭火恋しき夜道かな  凡人

今回は阿舟年間賞がありました

(天)一穂を添へられ届く今年米 もとを 10月

(地)賑はひを過ぎ水餅の暮らしかな 紀美子 1月

(人)新宿は棒立ちの街 大夕立 花奴 7月

凡人選 

炭火崩れて やうやく客来たる  もとを

さて、他の凡人の句

◎ 喪の知らせ集めて うさぎの年賀書く  凡人

◎ 雪うさぎ ポインセチアの横にをり 凡人

◎ うす日さす 蒲団背にした イブの朝  凡人

西川阿舟先生の句

◎宿に着く 嬉しきものは 炭火なり

◎蒲団たたく音 あちらこちらでも

◎斜面降る野兎ぎこちなく見ゆる

さて、来年 平成24年1月の兼題は

若水、初芝居、寒雀です

さぁ~あなたも一句どうぞ!