俳句有楽会(兼題)夏蒲団、螢狩、なめくじ | 大木凡人オフィシャルブログ「凡ちゃんブログ」Powered by Ameba

俳句有楽会(兼題)夏蒲団、螢狩、なめくじ

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俳句有楽会(兼題)夏蒲団、螢狩、なめくじ


まずは会員の皆さんに選ばれた凡人の句


夏ぶとん かけてもかけても 腹のした   凡人


螢狩 籠を揺すりて 見る光     凡人


(特選) 


なめくじを ピヨンと飛び越す 雨蛙   凡人


他、凡人の句


螢狩 夜空の星に 紛れおり  凡人


なめくじに とまどいの塩 ひとなめし  凡人


夏蒲団 出た足首から いと涼し  凡人


(西川阿舟先生の特選)


蛍狩 はぐれ上手になる 二人    士朗


夏掛けの 軽く重たく ある夜かな    備後  


(凡人選)


夏蒲団 開けっぴろげの 居間の風    秀敬


母の声 いつか遠くに 蛍狩     紀美子


なめくじへ 少女の手の塩 加減せず   りつこ


(阿舟先生の句)


銀色の跡を残して なめくじり


夏掛けの 上に毛布を掛くる夜


夜も更けて 光る螢は僅かなり


7月の兼題はビール、夕立、毛虫です


この3つでの思い出はありますか?