今回も前回に続きポルトガルの記事を書くことにしました。前回はポルトガル本土の東、スペインとの国境からすぐの町「マルヴァオ」。今回は大西洋に浮かぶポルトガル領の島「アゾーレス諸島」のご紹介です。

 

 

ユーラシア大陸の最西端の国ポルトガルの西と南は大西洋。大陸から大西洋に飛び込んで1400㎞行ったアゾーレス諸島は、大自然と大都会が混ざり合ったそれはそれは美しい別天地ですよ❢

 

◆アゾーレス諸島(Islas Azores)とは?

大西洋に浮かぶアゾーレス諸島の位置
1427年にポルトガル人のディエゴ・デ・シルベスにより発見されたアゾーレス諸島はサン・ミゲール島(San Miguel)、ピコ島(Pico)、サン・ホルヘ島(San Jorge)、フローレス(Flores)島、テルセイラ島(Terceira)、グラシオッサ島(Graciosa)、ファイアル島(Faial)、サンタ・マリア島(Santa María)、コルボ島(Corvo)の9つの島からなり、島都はサン・ミゲール島のポンタ・デルガダ(Ponta Delgada)です。

総面積は2332㎢。人口は、一番多いのがやはり島都のあるサン・ミゲール島で約130,000人、一番少ないのがコルボ島でなんと435人だけですよ。そして9つの諸島全体の総人口は250,000人弱です。

 

◆アゾーレス諸島にはどうやって行く?

Photo by BriYYZBy: BriYYZ  SATA International航空
ポルトガルの首都リスボンからは西に約1400キロあり、飛行機でも2 時間半ほどかかります。一年を通し過ごしやすい温暖な気候で、大自然の宝庫を楽しもうと、全世界から旅行者が訪れていますよ。

日本とポルトガル間の直行便はまだありません。どこかで乗り継ぎをして、リスボンまで行ってアゾーレス諸島に行くか、2回の乗り換えるのは嫌という人は、直行便が就航したスペインのマドリッドまで飛び、マドリッドからアゾーレス諸島に行くのもいいのではないでしょうか? バルセローナからもありますし、他の国からも飛んでいます。

楽園そのもののアゾーレス諸島にあなたは如何にして行くか、プラン作りも楽しいですね❢
 

●リスボンとアゾーレス諸島サン・ミゲール島のポンタ・デルガーダまでは、3つの航空会社が就航しています。(6つの島に空港があります)

★Ryanairのホームページ

★TAP Portugalのホームページ

★SATA Internationalのホームページ

 

◆栄え続けるアゾーレス諸島

Photo by brett211 サン・ミゲール島の街
15世紀のアゾーレス諸島発見直後から、新大陸への重要な航海基地として、ポルトガル人だけではなく、ヨーロッパ各国から人が移り住みました。その後は遠洋漁業の基地として、また保養地としてこの大西洋に浮かぶ島々には絶え間なく人が訪れ、大都会を造り上げています。
 

喉かな街中

モダンな家が建ち並び、道までも楽しみながら歩けるように飾りつけていますね❢

 

Photo by Carlos Pacheco 夏の浜辺

夏の海辺はどこに行っても大賑わい。本土の海は人が多くて海が見えないけれど、ほら、ここの浜辺は海がちゃんと見えていますよ。

 

夜の港

昼間に遊びまわったヨットや、一生懸命働いた漁船たちが港で眠りにつくと、人々は街に繰り出しバル巡りでもしているのでしょうか?

 

◆お弁当を背負って大自然巡り

☆まずは海岸の散歩

Photo by Luca Nebuloni そこまで見える澄み切った海
 
岩に砕ける波
 
Photo by Risto Kinnunen マグロかな、カツオかな?
ハイキングに行く日に、ちょっと早起きをして、朝食前に海に出てみませんか? 漁船が港に着き、大漁風景が見れるかもしれませんよ。
 
☆ハイキング開始
 
朝日の差し込む田園
山に向かって進みましょう❢
 
山のふもとの畑
坂になってきましたね。
 
Photo by Luís Estrela 放牧されている牛
「これからハイキングですね。楽しんでくださいね❢」
 
中腹からの麓の風景
 
Photo by Risto Kinnunen 
あんまり一生懸命歩くと疲れますよ。
 
Photo by Ajay Suresh
おぉ、なんときれいな緑でしょう❢
 
小川のせせらぎ
ひと休みするのに絶好の場所ですね。
 
カナリオ池
ハイキングのひとつの目的地です。
 
池のほとりから見上げる滝
持参のお弁当は、ここで広げますか? それとも見晴らし台まで我慢しますか?
 
コバルトブルー❢
 
Photo by Paulo Valdivieso フローレス島のバカラオの滝
真っ黒な火山岩で囲まれた池なので、水も真っ黒ですね。
 
フローレス島の緑池と青池
 
見晴らし台から見たサン・ミゲール島の緑池と青池
アゾーレス諸島は火山の噴火によってできた島々です。いくつもある広大な池は、深い緑色だったり、真青だったり、茶色だったりとそれぞれに特徴があります。 おすすめはカナリオ池(Laga Canario)と緑池(Laga Verde)です。
 

ピコ島の「ブドウ畑栽培の景観」は世界遺産

Photo by F Mira ピコ山
 
ピコ山の雪景色
ポルトガル中で一番高い山が、アゾーレス諸島のひとつピコ島のピコ火山で、標高は2351mあります。
 
Photo by David Stanley 世界遺産のピコ島のブドウ畑

ピコ島でのブドウの栽培方法は、15世紀の昔から、火山噴火の際の溶岩の割れ目に苗木を植えて這わせています。 ワインを作るための果汁の絞り出しは、今でも足踏みによるものなのですよ。 この「ブドウ畑栽培の景観」が2004年に文化遺産として世界遺産に登録されています。

 

◆テルセイラ島「アングラ・ド・エロイズモの中心地区」も世界遺産

Photo by David Stanley 大聖堂と中心
j人口約35,000人のアングラ・ド・エロイズモ(Angra do Heroismo)は、テルセイラ島(人口約56,000人)の南西部を占め、かつては首都でした。
 
Photo by David Stanley 教会
大聖堂をはじめ、18世紀までに造られた中心街の歴史的景観が、1983年に文化遺産として世界遺産に登録されています。
ポルトガルの世界遺産の数は全部で15。そのうちの二つがこのアゾーレス諸島にあるわけですね❢
 

◆海の幸を肴にワインで乾杯❢

Photo by Abspires40 サン・ミゲール島で見る夕日
朝から丸一日のハイキング。満足の行く疲れでしょうね。 
さぁ熱いシャワーを浴びて、美味しいものを食べながら、明日のプランを練って下さい。