日本最大級の研究所で解き明かす、空から降ってきた謎の物体の正体とは?!
愛知県の女性のご依頼
昨年のクリスマスイブ、テニススクールから車に乗って帰ろうとした時に、空からピンポン玉ぐらいの大きさの謎の物体が落ちてきて車のボンネットに当たり、道路に転がり落ちた
車を確認するとボンネットがへこんでおり、保険のことも考え、すぐに警察署にこの物体を持っていった
お巡りさんに「これは隕石ですか?」とたずねると、「隕石だったら車なんか貫通してますよ」と言われ、結局、物体の正体は分からないまま「不思議な話ですね」で終わってしまった
この謎の物体は一見、泥団子か木の実のようにも見えるが、とても硬くて、一度地面に叩きつけたが割れなかった
この謎の物体は一体何なのか? 調べてもらえないだろうか、というもの
↑画像はお借りしています
修理費が12万円も掛かるという依頼者さん
そりゃあ、謎を解き明かしたいところですよね
泥団子を取り寄せて比べるも
泥団子は投げつけると割れるが
謎の物体Xは壊れない
そして、すんごく硬い
木の実と違うかな~と思いきや
植物園に確かめに行くも木の実ではないし
なにせ
正体が分からない
そこで
筑波のどえらい研究所に物体の解析を依頼
NIMS (物質・材料研究機構)へ赴きます
凄いわ
ナイトスクープ!
CTにかけたり
成分を分析したり
割って中を確認したり・・・
着々と分析していきます
謎の物体X・・・球体の正体は
粘土で作られた泥団子とのこと
中には赤レンガの材料まで含まれているので
明かに人工物
人の手によって作られたものでした
カラスが木の実と間違えて盗んで
依頼者の車の前に落として割って
中身を食べようとしたんじゃあないかと推測されました(ボンネットに当たったけどね)
番組では
この団子の制作者を探していますよ~(固い泥団子を作りたかったんだろうか?)