精神障害者(統合失調症患者)の大川裕樹による文集(文章:文学:文献) -25ページ目

精神障害者(統合失調症患者)の大川裕樹による文集(文章:文学:文献)

精神疾患を患いながらも必死に文章を発掘しています。
よろしければ病気を持った患者の思考を拝見してください。

現在ダイエット目的で、調理を勉強中です。できる物は『金平ごぼう』です。
調理手順は『ごぼう』を千切りにし、『にんじん』も千切りにし、
調味料を『砂糖』『みりん』『しょうゆ』を入れ煮込み、風味として『ごま油』をいれて完成です。
ここまで、一人でできるまでかなりの方々の協力が必要でした。
まずは栄養士さん、体重増加の為に『料理を作ったら』との提案をしてくれました。
また室長さん、料理を作る場所を提供してくださり、料理の勉強を許可してくれました。
さらにスタッフさん、メンバーさん、見学や助言をしてくださり、バックアップをしてくれました。
一人では、無理だったのです。それを色々な方の協力を得て、料理が出来るという事を私は 忘れません。
料理を作る部分で弱い、またはあまり明るく無い自分をサポートしてくれたのでした。
わたしの人生の中で、『競争人生』はもう終わったのです。
生き残る為の『競争』、相手に勝つための『競争』、利益を上げるための『競争』などもう必要ないのです。もしまた『競争』を始めそうだったら、『料理』を思い出します。
『料理』は古くから言い伝えられてきたと思います。
人が美味しさの中に『幸せ』を感じられるように、工夫をされているのだと思います。
どんな状況でも、美味しいものを食べられたという『幸せ』は、私達『精神障害者』にも感じられます。
『食事療法』という言葉もあるように、美味しいものや栄養のあるものを食べれば、精神的にも改善できるのかも知れません。ですから料理の勉強はこれからもしてゆきたいと思います。
もっと美味しくなるように、自分の生きがいとなるかもしれません。