お出かけして、用事も終わり、帰ろうとしていた。

 

知人がおうちに自転車を置かせてくださり、そこまで車で送ってくれるということになっていた。

 

 

 

出先での玄関先で何か異変が起きている様子だった。

 

何人かの人が老女を支えて立っている。

 

もしかしたら転倒?

 

と、思い走り寄ると、案の定階段から転倒して尻もちを打ったと言う。

 

老女は、痛がり歩けない。

 

老女は、一人暮らしで、近所の人と出かけて来ていた。

 

聞けば、10年以上前に股関節の人工骨頭置換術を受けているとの事。

 

これ以上動かさない方がいいと判断し、消防署に救急要請。

 

簡単に事情を説明し、救急車が来てくれることになった。

 

救急隊に引き継いだ。

 

老女には、近所の人が付き添ってくれると言う。

 

その方に病院までの付き添いをお願いした。

 

 

知人が、用事があり、早急に帰らねばならないとのことで、救急車が搬送する病院が決定し、そちらに向かったところで、私たちはその場を離れた。

 

そこにいた人たちは、口々に

 

「いてくれてよかった。」

 

と私に言ってくれた。

 

 

知人が車の中で

 

「しーちゃんは、いつもあんな風にお仕事してるんでしょうね。」

 

と声をかけてくれた。

 

 

 

こんな私でよければお役に立ちたい、いつもそう思っている。

 

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