高校野球も2回戦に突入している。

 

私が住んでいる神奈川県代表は、強豪「横浜高校」。

 

我が故郷の熊本県代表は、「秀岳館」

 

数年前に学校名が変更し、私達には馴染のない名前。

 

私の従姉のご主人の母校である。

 

その従姉のご主人が、

 

「母校が甲子園に行くたびに寄付金のお願いがされる。」

 

とぼやいておられた。

 

今年はあろうことか、私にとっては在住県と故郷県の対決となった。

 

8月11日に「横浜」対「秀岳館」の試合があり、

 

なんと期待の横浜高校が敗退してしまった。

 

何故か、故郷熊本の秀岳館が勝利しても嬉しくないのである。

 

秀岳館は、熊本県内でも物議をかもしている。

 

鍛治舎監督は、岐阜県出身、早稲田大学を経て、パナソニック入社。

 

ドラフト会議で阪神から2位指名を受けたがプロにはならず、

 

野球解説、社会人野球や大阪の中学硬式チームの監督を務められたと言う。

 

以前、秀岳館が熊本の県予選で勝ち進んでいた時に騒ぎを知った。

 

私の姪が学んでいる高校との準々決勝戦で、秀岳館に対し、観衆の野次がすごかった・・・。

 

私は、野次が飛んだ理由を知らなかったのでとても残念な気がした。

 

実家の父と電話で話をしたら、関西から来た監督が関西から生徒を呼び寄せて、熊本県出身のメンバーが一人もベンチ入りしていないと教えてくれた。

 

鍛治舎監督は、寮生活においても人として、躾を厳しく指導されているそうだ。

 

熊本地震の時も、野球部員はボランティア活動したとのこと。

 

立派な指導をされているようだ。

 

しかし、秀岳館は、熊本市内の学校ではない。

 

熊本地震で被災した熊本市内の高校では、1カ月以上休校が余儀なくされ、グランドでの練習再開もままならない状況であった。

 

秀岳館はそんな時、ボランティア活動したとしても、着々と練習を積み重ねることができたのである。

 

他県から来た選手の自宅が被災している訳でもなかったろう。

 

おそらく熊本県民、熊本市民は、あの熊本地震と言う大災害を乗り越えた熊本の球児たちを応援したかったのではないだろうか?

 

秀岳館で頑張っている選手たちを否定するつもりはない。

 

他の都道府県でも私立の高校では、県外からの選手の移入は多いことはわかっている。

 

しかし、ベンチに県内出身の選手が一人もいないチームなんて、ちょっと悲しいではないか?

 

鍛治舎監督がして来られたことを揶揄するつもりもない。

 

ただ、純粋に故郷の球児たちを応援したい、ただそれだけである。