毎日、仕事に追われているが、いつも定時で帰れたためしがない。

いつの頃からか、主任がミーティングが終わるとメンバーにキャンディやちょっとしたお菓子を渡してくれるようになった。

彼女は、そのお菓子のことを「残業おやつ」と呼んだ。

主任にいただくばかりでは、申し訳ないと思い、私もクッキーやキャンディを準備して渡すようになった。

手を変え、品を変え…。

ちょっとしたお菓子でも喜んでくれると嬉しくなる。

残業おやつ、心も身体もちょっとブレイクできる、束の間のひとときである。