朝、主人が義母に頼まれ、義母と車で出かけようとした。

義父の白い軽自動車は、エンジンをかけたが、バッテリーがあがったのか、動かぬままだった。

義父は、数年前、脳梗塞を患い、いつのまにか、片足を引きずって歩くようになり、難聴もひどくなり、車の運転は、心配な状況にあった。
なかなか車の運転を諦めてくれなかったが、免許更新をしないことで、車の運転 をやめた。

車のエンジンを扱う仕事をしていた義父は、毎朝、車のエンジンをかけるのが日課で車を手放すことはなかった。

車の任意保険の更新の時期、義父も義母も免許更新をしていないので、車を運転する人がいないということで義父名義での保険加入は、できなかった。

仕方がないので、主人のセカンドカー扱いで保険加入の手続きをした。

義父から車を引き離すことなどできなかったからである。

義父の車を使うのは、月に一度の義父の受診の時と、義母が親戚のうちに来訪するくらいで、主人が運転を頼まれる。

昨日、出かけようとしてエンジンがかからなかったので、とりあえずうちの車で主人と義母は、出かけた。

用事を済ませて帰宅した主人は、エンジンがかかるようになった義父の車をうちの前に置いた。

義父の車を走らせようとしているのだなと、すぐわかった。
娘も一緒に義父の車に乗り込み、家族三人でドライブ。

お天気もよくて、海岸線を気持ちよく走った。

マニュアル車なので、私は運転するのが億劫でいつも主人が運転してくれる。たまには、乗ってあげないといけないからと、ドライブするけど、久しぶりだった。

車も気持ちよく走ってくれた気がした。
車を大切にする義父と主人。

これからも時々、白い軽自動車でドライブして、車も人も気分転換かな。