日曜日、娘は高校時代のお友達と映画に行く約束をしていた。


彼女は、専門学校であるが、志が同じで話がとてもあう、仲の良いお友達である。


待ち合わせの時間に合わせて、出かける準備を始めた娘。


私の周りをうろうろと、


「これとこれは、どっちがいい?」


「これと合わせるならどれにすればいい?」


「靴は、スニーカーでいいかな?パンプスの方がいい?」


2wayのワンピースにするかと思ったら、いつのまにかショートパンツを出してきて、重ね着はどうかとか、暑いからTシャツがいいか・・・・などとタンスをひっくり返し、部屋はまるで泥棒が入ったかのような始末。


いちいち私に聴いてくるが、適当に選んで返事をするがまったくもって面倒くさい。


娘も私が、どうでもいいような返事をしていることに気づき、ふてくされる。


イヤリングもお花とお星様、どちらにするかと選ばせる。こちらは、何だっていいのだ。とりあえずお花を指差す。


あっちへ行ったり、こっちへ来たり・・・。


お友達と映画に行くだけでこのありさま。これが、彼氏でもできたらどうなることやら・・・。


先が思いやられる。


毎晩、通学時の格好を決めるのもこんなことが軽く繰り返される。


制服があった中高時代、なんと楽だったのかと思い知らされる今日この頃である。