お昼頃、娘からメールが届いた。


「かなりの腹痛で、おそらく授業出ても痛くて寝そうなんだけど出なきゃだめはてなマーク


その日、休講が重なり、16時開始の5時限のみの授業だった。数日前から環境リテラシーの授業は、おもしろくないだの、5時限だけだから行きたくないだの、ぶつぶつ言っていた。


行くようにメールしたがらちがあかない。


出先であったが、ちょうど自宅近くのタウンセンターにいたので、帰宅した。


娘は、大学に行く気などとうに失せているようだった。


お昼もまだだと言うので、簡単に準備して食べさせて、痛み止めを内服させた。いつもは、駅から大学までバスを使わず、歩いているのでバス代を渡して、大学へ行くように促した。


娘は、ぽろぽろと涙を流し、行きたくないと訴えた。


私は、確かに腹痛はあるかもしれない、しかし、2時間かけて受けたくない授業のために大学に行きたくないという甘えもあるのだろうと思っていた。


二人で激しく口論して、私は、午後の仕事へと出かけた。


娘は、とうとう大学には、行かなかったようだ。


私は、そのことも少し覚悟はしていた。


いつもよりかなり遅い帰宅をした私は、帰ったら娘の顔をひっぱたいてやろうと思っていた。


しかし、娘は痛み止めのおかげで腹痛が落ち着いたのか、机に向かって勉強していた。


もう、ひっぱたく気も失せてしまった。


お互い言葉は少なく、私は夕飯の準備をし、主人が帰宅して静かに夕飯をいただいた。


夕飯後、二人で送付された振袖のカタログを見て話をしていたら、もうわだかまりは消えていた。


お互いに、かなり心の中は色々な葛藤を覚えた一日だった。