土曜日の夜、母に相談があって実家に電話
した。
珍しく父が電話口に出た。母が、夕方から血圧が高く具合が悪くて、横になっていると言う。
電話を代わらなくてもいいと伝えたが、父は、母に受話器を渡した。その反応からかなりつらい状況であることを察知し、すぐに父に代わってもらった。
父に、水分を摂るように促し、嘔吐したり、頭痛を訴えたら、病院に連れて行くように話をして、電話を切った。
しばらくして、もう一度実家に電話をかけたら誰も出ない。
父の携帯電話にかけたら、案の定病院に連れて来ていた。
状況が好転せず、嘔吐したため父が病院に連れて来たらしい。病院についた母は、もう一度嘔吐し、血圧が190mmhgを超えていた。即、点滴とCTの検査をしたとのこと。
様子を聴いて、おろおろしている父にしっかりそばについているように話をした。
弟に事態を伝える電話をしておいた。
入院になるか、落ち着いて帰宅するかまだ結論は出ないままだったから・・・・。
その夜の10時を過ぎて何度か実家に電話をしたが、呼び出し音はただ鳴り続けるだけだった。
私は、実家に帰ることを算段した。月曜日は仕事で指導が入ってる。火曜日は、自分自身が大学病院受診。命のお薬をいただくためには、必ず行かねばならぬ。
受診が終わった後に実家へ帰るつもりでいた。
病院にいるはずの父の携帯電話にかけるのも気が引けて、そのまま布団に入った。
日曜日の朝、電話をかけると話し中。弟と話をしているのだと思った。
再度、電話をかけると父が出て、落ち着いた様子でその日の深夜に点滴で症状が改善した母を連れて帰ったとのことだった。
母とも話をしたが少し楽になったようで心配掛けたコトを電話口で詫びた。
疲れがたまっていたのだろう。数日前に電話をかけた時もなんとなくつらそうだった。
日曜日の夜、実家に電話をかけたら、母の声は、いつもと同じだった。
夜には、牛肉の良いところを買って焼き肉にして、デザートのケーキも3つたいらげたとのこと。
食欲が出たのは良いコト。
火曜日辺りから、実家に帰ろうかと言う私に、母は
「大丈夫
」
と、力強く答えてくれた。
しばらく、他愛もない話もして、無理をしないようにと告げて受話器を置いた。
遠く離れて何もできない・・・・。
両親とも何事もなく、一日一日を過ごして欲しいと願う親不孝な娘である。
