仕事の帰り、娘が通っていた小学校の横を通っていた時、ガタガタと自転車の後輪に違和感があった。


叫び


パンクしてるあせる


仕方がないので、うちの近くのショッピングモールの車やバイク、自転車の修理ブースまで自転車を押して、とぼとぼ歩いた。


修理ブースの小部屋をのぞくと、男性が中にいた。


男性に声をかけた。


「すみません、自転車がパンクしたみたいなので見てもらえませんか?」


男性は、小部屋から出ても来ず、何かを書きながら


「名前?」

「30分」


とだけ、声を発した。


自転車の修理をお願いして、いったん帰宅し、夕飯の支度をした。


その男性、いつも愛想のない対応でげんなりしてしまう。ニコリともしないで、小声でボソボソと本当に必要最小限の言葉しか発しない。


客相手なんだから、もう少しどうにかならないものかと、ため息が出てしまう。


雨の中、カッパを着て、自転車押して、来店したのだから


「雨の中、大変だったでしょう。」

とか言えないもんだろうか?


ホント、仕事が嫌なんだろうか?

行って、迷惑なんだろうか?


と、余計なコトを考えたりして、気分が一気に滅入ってしまうのである。


30分を少し超えてから、自転車を取りに行った。


タイヤに穴が開いていたとのことで、タイヤ交換されていた。お金のやり取りをしても、相変わらず言葉が出ない。


スタンドがバランスが悪くてすぐ倒れてしまいやすい状態であったが、一言声をかけておいたら、調整してくれていた。


気がついて、「スタンドの調整をしていただいてありがとうございました。」と声をかけたらその男性は、ニコリとした。


なんだ、笑えるじゃないの。


悪い人じゃないかな。

ちょっと言葉が足りない人なのかな。


少し、損をするタイプなのかもしれない。


帰宅した主人にパンクのことを報告したら


「パンクしたのが、明日でなくてよかったな。」


と、これまた、言葉の少ない主人が返事をした。


翌日は、その修理ブースは、お休みなんだそうな。


よかった・・・・。

修理してもらって!