娘と私は同じ部屋で寝ている。
いつも、私の方が撃沈するのが早い
昨夜もいつものごとく、私が先に
「おやすみなさい」
だった。
ふと明るくて目を覚ますと
娘はパソコンの前にも机にもいなかった。
しばらく、ウトウトしていると
妙な音が聞こえ出した・・・・。
「フッ、フッ、フッ・・・・。」
恐る恐る目を開けてみると
娘が布団の上でツイストを
やっているところだった。
私は、いけないものを見たような気分でソッと目を閉じた。
今朝、朝食を摂りながら
「夕べ、変な音がしたから、
ソッと目を開けたの。
そうしたらゆきちゃんが
ツイストしてたからびっくりして、
鶴の恩返しみたいな気分になって見ちゃいけないものを、見たようで、そのまま目を閉じたわ」
と、娘に話した。
娘は、赤面しながら
「見られたくないものを、見られてしまった・・・。」
と、恥ずかしそうにしてた。
やっぱりお年頃なのね~。
なんだか、我が娘ながら
かわいいな~
なんて、思ってしまった。
寒い深夜の出来事である。