自分が特別だと思ったことはたぶんない。けど、思いたい願望は結構強めで。
野球とか数学とかに秀でた人は自分の遥か先を歩いている事実。即ち圧倒的な敗北。
マイノリティーって言葉ほどマジョリティーって言葉を聞かないのは何故だろう。
この現象って個性を持たない有象無象を如実に表してるような気がします。
そして、間違いなくその一角にいる私。卑屈で後ろ向きな思考でその場足踏みは続く。

そういう中で出会った大喜利という存在が日常に占める比重。これ、徐々に大きくなっています。
でも結局は人より面白く見られたいとか、頭角を現したいとか、そういう部分に帰結してしまうんだな。
大喜利が自分の存在を知らしめるためのツールと化してる。あちこち踏み外しすぎだろっていうコーション。
実際のところ、PHPでも順位とか得票率がひとつのモチベーションになってることは否めないしね。

人をうらやんで生きることって一生やめられないよなぁ・・・。

中二病に罹患したような導入で始まりました。本来ネタにしたかったことからだいぶ逸脱しましたが。
唐突ですが、スマホ、ガラケー、あなたが操作するのはどちらの手でしょうか。右ですか?左ですか?
私は常に左手で操作しますが、これは右手(利き手)で別のことをするために自然と身についた“ながら作業”の結晶です。
こないだバイトの女の子に不思議がられたんですよ。左手で操作してたら、左利きですか?という問いかけがありましてね。
全然意識してなかったんですが、右利きの人って普通は右手で操作するものなんですかね?そんなことないでしょうよ。

と、まあここまではどうでもいい話。この一件で不意に蘇った思いが冒頭につながります。ほんの少しだけ。
今よりもっと小さい頃って本当にしょうもなかったなぁという記憶があれこれと思い出されましたよーっていう話。
とにかく誰かをうらやんだりすることが多いガキでした。裕福な生い立ちではなかった環境も影響してたのかも。

ある時期に左利きのヤツがいて、それがものすんごく羨ましく思えたことがあったんです。この感覚は未だにあったりするんだけど。
で、そんなガキにとっては神々しくもあったわけですよ。左利きイコール特別な存在。選ばれし者。むちゃくちゃ光り輝いて見えてました。
没個性なガキが次に取る行動は一択。真似したがる、というかそのものになりたがる、と言うか。我も我もとね。困ったもんです。
手始めに給食を左手で食べようとする。箸でダメなら先割れスプーンを駆使して必死も必死。で、気が付けば昼休み突入っていうパターン。
野球のグローブが欲しくて、やっとこさ買いに行くところまで漕ぎつけて、いざレジへと持っていった左用のグローブが見つかって母親にひっ叩かれる始末。

手には負えたでしょうが、バカでしたよ、ホント。

34になった今も、もしかしたら患ってるのかもしれない。
ありふれた名字で、右投げ右打ちの自分をひどくつまらない存在と認識してやいないか。
自分が嫌いなわけじゃないからこそのジレンマが多い。息苦しいねえ。

さて、本日の落としどころ。壮大な前フリはすべてここに通じていました。

ひとりうっちゃり
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すっかりと「ひとりうっちゃり」の宣伝ブログへと成り下がりつつあります。
いいんですいいんです。本望です。砂漠を旅する者のポラリスでさえあれば何だって。
道を見失いかけたときほど思い出して頂きたい。あなたの個性を探しにいらしてください。