そっちなのかぁ~!
グイグイと伸びてくる最低人気の怒涛の追い込み。
想像以上の大波乱を呆気に取られながら見ていた。
「4」は「4」でも14番人気14番のアドマイヤモナーク…。
「君は買えないよ」
思わずポツリ言葉に出た。
天皇賞の後、武豊騎手はウオッカを、「名牝ではなく名馬」と称したという。
異論を挟む余地はない。ただ、ダイワスカーレットに関しては、既に「名馬」とだけ呼ぶには物足りないレベル。例えば、「日本競馬史に名を残す最強馬(又は、歴史的名馬)」の域に入りつつあるのではないかと思う。
個人的には、シンボリルドルフ、タイキシャトル、エルコンドルパサー、ディープインパクト。グレード制導入前ならシンザンなどが、その対象なのだが、ダイワスカーレットは、これらの馬に匹敵する存在になっているのではないかと思っている。
ちなみに、私が選ぶ「歴史的名馬」の基準は、”比較的早い段階から結果を出し、古馬になっても結果を出す”という意味で、「GⅠを2勝以上(3歳と古馬でそれぞれ1勝以上)」していること。また、”レースに出た際、故障などない、肉体的・精神的な強さを継続的に維持できること”という意味で、「国内での競争成績が全て3着以内」の2項目だけである。
私の知る限り、84年以降、この条件をクリアしたのは、上記の4頭だけ。
連対率100%。古馬としての初タイトルを得たダイワスカーレット。
彼女にもその資格が十分にあると思う。