今回のテーマは【耐震等級】です。
果たしてこの耐震等級というのは
どれだけ大事なのか?
お家を探しておられる方は
オープンハウスとか不動産業者さんのお店とかに
行った事がある方もおられると思います。
その中で【耐震等級】という説明は必ずと言って
いいほど出てきますよね。
で、果たして耐震等級はどのくらい大事なの?
それをご説明いたします。
まずはこの日本は地震大国である事
これは当たり前ですね。
この先も地震とはずっ~と
長いお付き合いをしていくわけです。
まず耐震等級のご説明を簡単に
建築基準法で最低限のラインを定めました。
それが耐震等級1です。
耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の壁量
耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の壁量
という事になっております。
また、耐震は壁量だけでなく
柱や壁の下にはしっかりと柱や壁がある方が
強いという単純な発想も大事です。
直下率という計算も非常に大事となるわけです。
ちょっと話が難しい方向へ行ってしまいそうなので
戻します。
耐震の基準というのは時代と共に
変わってきました。
下の画像をご覧ください。
大きな地震があって、耐震基準が厳しくなる
という流れですね。
私たちの記憶に残っているのが
阪神・淡路大震災ですね。
あの地震の後、<2000年基準>が施行
されました。
この2000年の基準で接合部の仕様や
耐力壁のバランス検証等が具体化されました。
されたんです。
2000年以降はその仕様で新築のお家は建っているのです。
にもかかわらず、2016年の熊本地震で
倒壊したという事なのです。
これは非常に大きな意味を持ちます。
2000年基準も当てにならない
という事になるという事です。
では、2000年以降で耐震等級3で
建っているお家はどうなのか?
倒壊件数→0件
※軽微な損壊などはありましたのであしからず
ここで私が思う事は
現在の建築基準法の耐震等級の中で
最高等級の3で建っていないお家が倒壊している以上
命を守る器としての家の耐震は
耐震等級3で建てるべきだと考えます。
耐震等級3一択です。
絶対です!
今現在工務店さん若しくは不動産業者さんと
お話を進められているお客様でしたら
オプションになったとしても
担当の方に伝えてください!
【耐震等級3で建ててください!】と
あなたの命を守る大事なことです。
ではでは、