“がん検査にひっかかっちゃいました”

と先生に言われてから

手術までの振り返り⑱





1泊大阪旅行の翌日

また病院

手術前の最後の予約


診察と

前回 私がごねたせいで

こなせなかったリハビリの説明と

麻酔科術前外来

術前オリエンテーション





まず診察


サポートセンターから前回の事が

先生に伝わってて

説明するする


リンパ浮腫の説明がなかったと思ってたけどおこるかどうか分からない

悪い可能性の説明を全部するのは

そりゃ 困難だし

時間も労力もね…

その為のサポートセンターか


なんか一生懸命説明してくれる先生を見て

もしかして怒られちゃった?

とも 思って

悪いけどちょっと可笑しくなった


先生

“治療しないのも本人の選択肢

でも 一さんの場合は

治るから

ね”


そして

腹腔鏡手術を考えてると話したら

それまでと同じ口調で


“それも本人の選択なので紹介状は書きます”


そして強い口調で


“でも僕の家族だったら

絶対に勧めません”


強い口調

最善を尽くしたいという

強い意志

この言葉を聞いた時

この先生に任せよう

と思えた


もしかしたら

腹腔鏡で手術してても

同じ結果だったかもしれない

予後は良かったかもしれないし

悪かったかもしれない


そんなのタラレバで

分かり得ない


先生のこの言葉は

散々悩んで

やっぱりびびってた私に

あっさり決心させた





診察後

サポートセンターへ


前回話を聞いてくれた高橋さん

“あぁぁぁ

良かったぁ

来ないかと思ったぁ”


来ない人

いるんだろうなぁ

と思ったのを覚えてる




麻酔科術前外来を終え

サポートセンターの看護師さんが

体調いかがですか?

と 術前オリエンテーションを始めた


私だけではなく

光 重美の体調と

メンタル面の確認

私より念入りに思えた


サポートセンターは

患者本人だけでなく

家族のケアもする所なんだと思った


今考えると

本人より家族のケアのが難しいかもしれない



全部終えて

これで手術待ちになった

この日6月30日

先生の予想は

7月3週目あたり


手術の日が決まって

連絡が来るのを

ただただ待たなければいけない


もうさ

早く決めてくれれば

いいのに

って 思ってた叫び