“がん検査にひっかかっちゃいました”

と先生に言われてからの

メンタル振り返り




“癌” の言葉が
重く… 
深く…



光に
「今日も帰り遅そう?」
と ライン

帰りを待つ時間の
長い事長い事

帰って来た光
「また バイトでなんかあったの?」

なにも言葉が出ない

いつものバイトの愚痴じゃないと感じた光
「どした?」

なかなか
なにも言葉が出ない私を
優しく待ってくれた

やっと
半べそ気味で
「癌検査にひっかかった」
と言うと

しばらく間をおいて 

「大丈夫…   大丈夫…」

抱きしめてくれた

必死にこらえてる光
お互いほぼ半べそ


確かにまだ確定した訳じゃない

違うかもしれない
という思いではなく

ただ ただ
お互いに言い聞かす様に 
お互いに自分自身に言い聞かす様に
「大丈夫…  うん…
大丈夫… うん…」
って 言うしかなかった

「お前はさ
俺より先に死んじゃダメなんだよ」


海も 
飲みも一緒
いまだにお風呂も一緒に入るよ

私顔パンパンだなドクロ

ほんとに光をおいて
私が先
なんて
可哀想過ぎて考えられない
逆も嫌だけど叫び

この人を悲しませたくない
って この時
心底思った





世の中の何割の女性が思ってるだろう?

熱 痛み
こーゆー時のメンタル

男のが弱い説ドクロ