こちらにも発生しているアジアクロセイヨウショウロ Tuber himalayenseの研究結果が報告されました!素晴らしいですね(^^♪

 

<日本産黒トリュフの発生地内における遺伝的多様性>

森林総合研究所などの研究グループは、国産黒トリュフ(アジアクロセイヨウショウロ)を個体(ジェネット)レベルで識別可能な分子遺伝マーカーを開発し、これを用いて、トリュフ菌がどのように土壌中を拡がり、トリュフを作るかを明らかにしました。その結果、同じ発生地から7年間にわたって採取した黒トリュフは、全て同じ個体に由来していました。一方、交配型を識別する遺伝マーカーを用いると、異なる交配型(動物でいうオス、メス)が存在していました。これらのことは、極めて少数の親に由来するトリュフ菌が土壌中を拡がったのち、交配を繰り返していたことを示しています。