妻に付き合って観ていた月9。相変わらず医療関連のドラマが蔓延る中、吉沢亮君が第9話で大竹しのぶさんにガチンコで挑んだ母と子の対話劇に、涙腺崩壊しました。

視聴率は低調なのに再生回数はハンパないって、オジサンには理解不能な現象が起きている。

基本的にこの手の創作物が苦手。ですが本作の、あまりにも真正面から真っ正直にストライクゾーンに直球を放り込んでくるその制作姿勢に、目黒蓮君の切ない眼差しに、毎回涙が止まらず。夏帆ちゃんスゴイ！

フィクションであるが故の居心地の悪さを最後まで感じさせなかった。最終回、良かった。

突如月曜10時にお引越ししてきた関テレのドラマ枠。9時10時とドラマ連チャンかよーという思いは第1話を観て吹っ飛んだ。ハラスメントのリアルさ、男女関係の危なっかしさは演出が「モテキ」の大根仁と分かって納得。インティマシー・コーディネーターが導入されたという話にもものすごく納得。ここ数話は演出担当が代わってパワーが落ちた気がしていましたが、9話で復帰。えっ、あと1話？足りる？大丈夫なん？

なんか久し振りに８chのドラマばかりが印象に残ったこの秋のゴールデン枠。木10といい月10といい、デリケートなテーマを正面突破したフジ系列にアッパレをあげたい。有料チャンネル各社がドラマ制作に本腰を入れたりして人材確保も激しさを増しているのではと思ったりもしますが、負けるな地上波！

８chの逆襲