飲んだ日:2012/10/21
国・地域:仏ロワール
Vintage:2011年
銘柄:Cheverny La Pierre aux Chiens(赤) ぶどう品種:ピノ・ノワール
ランク:A.O.C.
造り手:Christian Venier
輸入業者/購入店:(有)ヴォルテックス/(株)亀屋商店(Alcoholic Armadillo)
価格:\1,900
購入日:2012/10/17
飲み頃度/幸せ度:今でも十分に/美味しい(★★★)
"Les Hauts de Madon"をいたく気に入った後、期待度満点で開けたピノ100%のこちらのワイン。
最初の一口で、肩透かしというか何と言うか、「あ・・・あれー、そうくるんだぁ(・・。)ゞ・・・・」みたいな。
だってガメイ混じりと味わいそっくりなんだもの。
これはよくよく考えれば、こちらがピノ・ノワールに勝手な幻想を抱いているのがいけない。ロワールのどこを探してもブルゴーニュのようなワインなんてありゃしないのだから。
「植物は、同じ種でも土地によって異なる遺伝子を持っている」のだと、飲んだ前々日の日経新聞の文化面で岡山大学の資源植物科学研究所の先生が寄稿してらっしゃいました。なるほどなぁと実感。
で、次にこの味わいから思いを馳せたのが、かのクリスチャン・ショサールのワイン。ヴニエさん、ピノ・ドニスは造ってらっしゃらないのでしょうか?飲んでみたい~&絶対旨い筈だぁ~
そしてこのワイン、3日目になっても力強さを増すばかり。その旨味はどんどん、専務の仰る通りクロ・デュ・テュ=ブッフの看板ワインと印象がダブっていく。。。
ショサールの下で働いていたとの記事も目にしました。ビュズラの親戚筋にあたるなんて話も耳にしました。
それもまた、遺伝子継承のひとつのあり方なのでしょうか?ヴニエ恐るべし。