おーい!止めたいママアクション」http://oka-chan.net/ooimaman
岐阜は一週間岐阜県知事さんへお手紙を持っていきました。
約300通のお手紙です。
アジサイなどの花束も添えて毎日お母さんたちが行きました。
その模様を、地元新聞社4社、新聞赤旗さん、名古屋テレビさんで報道していただきました。
今日5分間の特集で再度報道されました。
こちらから見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=dNxUxV6N_Zk&feature=player_embedded
そして、昨日、岐阜県は議会全会一致で、「大飯再稼働に対しての岐阜県としての意見書」の提出を採択し、国に提出しました。
岐阜県議会を傍聴しに行った方からいただいたメールです。
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1週間の若いママたちのお手紙作戦お疲れさまでした。
テレビでも放映されていましたね。
小さい子を連れても1週間の行動、しかも心のこもった手紙を毎日持参することで
議員の心を動かしたのでしょう。
県議会での意見書の決議がなぜなされたのか、不思議でしたが、
納得できました。
本当にお疲れさまでした。
実は、今回の県議会の傍聴に行っていました。
大須賀しづかさんの質問を聞きに行ったのです。
化学物質過敏症対策について聞きにいったのですが、
原発問題や超深地層研究所についての質問もあって、とても良かったのです。
大飯原発の再稼動に対しては、知事の答弁を求めていました。
大須賀さんは、非常によく勉強をしておられて、何度も再質問をされました。
知事は、大飯原発再稼動については、国に対して意見を申し上げたと何度も言い
ましたが、
最後まで大須賀さんが、「再稼動に反対するのかしないのか」と追求されたところ、
「国策だから。」と言葉を濁しました。
結局、そこでいつも止まってしまうのだと、少しがっかりして帰ってきました。
その後の意見書決議だったので、ちょっとびっくりしました。
「一人一人は小さくても、あきらめないこと、信じること、続けていきたいです。」
勇気付けられる言葉です。
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岐阜県議会の意見書は以下の通りです。
多少気になる部分はありますが、一歩前進??であればいいなぁ。と思います。
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原発問題に対する国の責任ある対応とエネルギー政策の迅速な再構築を求める意見書
政府は、今般、福井県に立地する関西電力の大飯発電所三号機、四号機を、立地自治体である福井県及びおおい町の同意と、周辺自治体とされる関西広域連合の理解が得られたと判断し、再稼働を行うと決定したところである。
しかしながら、政府はこの決定に際し、隣接県であり、また地理的に原発事故の影響を受ける可能性の高い本県に説明をすることなく、その一方で大飯原発からの距離が本県よりも遠方の自治体が含まれる関西広域連合の会合に所管大臣が自ら出席し、電力供給不足の懸念を理由に原発の再稼働の必要性について説明を行ったところである。
このような政府の対応は、安全よりも電力需給対策を優先させたという点で大きな問題があり、また、今回の大飯原発の再稼働に至るまでの原発に対する政府の度重なる方針変更や専門的知識に欠ける閣僚による判断は、原子力政策に対する岐阜県民をはじめとする国民の信頼を、益々損なわせるものとなった。
また、原発の再稼働の必要性については、中長期的な国のエネルギー政策の再構築を経て、明確にすべきものであるが、原子力発電や火力発電、再生可能エネルギーである水力発電や太陽光発電等といったそれぞれの電源構成割合の将来のあり方や、国のエネルギー政策の今後のあり方を定める「エネルギー基本計画」の見直しも未だなされないなど、再構築の作業は遅々として進んでいない。
このような状況のなかでの、今回の大飯原発の再稼働は、現在休止している他の原発の安易な再稼働につながるものと大変危惧するところであり、周辺自治体や住民の意思を軽視した独断的な判断は、容認できるものではない。
よって、国においては、これまでの原発問題の対応の不手際を真摯に反省し、原発の安全性はもちろん、国の一元的責任を明確にするとともに、我が国の今後のエネルギー政策の再構築にあたっては、原子力政策の明確な方向性を示したうえで、国民的議論を経ながら迅速に進めることを強く求め、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年7月5日
岐阜県議会議長
(提出先)
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、経済産業大臣、 内閣官房長官、
内閣府特命担当大臣(原子力行政)
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このアクションは、地味なアクションです。
でもやって見て思うのは、手紙を書くという行為が一人一人の心を動かしていく。、ということです。
一般の方が参加しやすいというのもありますが、今まで心で思っていただけで、なにもアクションできなかった人が、たった一言手紙に書こうと思いペンをとったら、思いがあふれて、涙しながら手紙を書いたということや、友達に託そうと思ったけれど、やっぱり自分で行かなくては!と、すべての予定をキャンセルして県庁に駆けつけた方などいました。
そして、そのアクションをしたことで、その人の心に変化が起き、ブログなどで原子力の問題を書き出し、それに触発されて、その方の友人も活動的になったという報告も聞きました。
響けば変わる。
そう実感した岐阜の一週間でした。
地味で直接的でないアクションですが、私たちは今後もこの活動を続けていきます。
草の根活動は、今本当に必要だと思います。
地味で小さなアクション。
でも広がれば大きなうねりにつながる。
それは選挙にもつながります。
ぜひ、全国のみなさんも一度やってみませんか?
私たちはやってよかった!と思います。
報道機関のみなさんにも感謝です!
ブログでは、報道機関へのプレスリリース書式なども公開しています。
(あんまり役に立たないかもですが・・・・。)
またできること考えて、アクションを続けていきたいです。
報告でした。
読んでいただき、ありがとうございます。
愛と希望をこめて