猫好き作家は、今回はポールギャリコ版だ。
猫関連の著作では有名な方で、和訳も多数出ており
山下洋輔の「猫返し神社」を読んだら、「ジェニー」や「猫語の教科書」を
読むのもお勧めだ。（中身を書いてしまうのは興ざめなので敢えて伏せる）
写真はダッフルコートであろうか、フードへ子猫を入れるのは
良いアイデアだ。前と後ろで二匹は羨ましいではないか。
これでじっとしていてくれたなら、こっそり猫をフードの中に収め、地下鉄に乗って、
海でも見せにつれて行ってやりたい。
（海辺の防波堤の上で昼寝する猫が好きなのだ。）
ポールのおじさんも、何だかんだで困惑風を装いながら、内心は嬉しくて堪らない。
それが透けて見えるから猫の威力は大したものだと思う。
ジャズピアニストも作家も、猫の僕（しもべ）になりたいのだ。
