中学3年の春休み…

その事件はおこった😰

チョイ悪仲間と3人で代々木八幡駅前で立ち話をしていた。

向こうの方から3つ先輩のテツ君が来た(妹が自分の同級生)

10代の頃は一つでも上だと何も逆らえなかった、でも三つ上のテツ君のことはテツ君と呼んでいた(何か変な言い方だなぁ)


テツ君
『お前ら、何してんだよ』

俺たち
『何にもしてないです』

テツ君
『おごってやるから、渋谷のサテン(喫茶店のこと)に行こうぜ』

俺たち
『はい、いいですよ!』

何もすることないし、先輩には逆らえないし、ただでサテンに行けるし…
と、言うわけで渋谷に。

あれ~、円山町じゃん
う~ん、何で?

そのときに、何か?ちがう異変に気が付き帰れば良かったけど、今さら帰る訳にもいかなくて、テツ君の後をついてサテンに。

丸い大きなテーブルと4人掛けの席が2つあった。

4人掛けのテーブルにビシッとスーツで決めた中年の紳士が1人でいた。

テツ君がその人に挨拶をして丸いテーブルに座ったので、自分達もテーブルについた。

自分の隣にその中年男が座った…


何か…

変な感じ…

やだなぁ~…

その嫌な感じが的中した❗

その男は僕の太ももの上に手を置いて、一時間くらい僕と付き合わないって言ってきた。

ヤバい…
マジでヤバい…

そして、その男は10000円あげるからどうだい、なんて言ってきた。

10000円か…
すごい金額だなぁ…

でも、真面目で素晴らしい青年(まだ少年か?)の僕はそんな甘い言葉には、のらなかった‼️😠

店の隅にジュークボックスが置いてあったので、その男にジュークボックスかけたいので100円下さいって言って友達とジュークボックスのところに行った。

当時スナックとか小さな喫茶店にはよくジュークボックスが置いてあった。

100円で6曲選んで曲をかけた🎶

『あいつ、ホモだよ(小さな声で)』

友達
『本当に?、ヤバいね』

『逃げよう』

友達
『わかった』

『じゃ、1.2.3で…』

(小さな声で)

いち、にい、さん

わぁー

ジュークボックスからハンキーパンキーが流れるなか、俺たち3人は無事に逃げ出した‼️😨

もちろん、その後でテツ君にこっぴどくおどかされた😩

その頃は何も考えなかったけど、何でテツ君はあんな人を知っていたのだろう?

それは、今だに謎です…


それでは、また…