須磨寺において今回初めて公開で「月見の詩会」が

催されました。

 どんなのか物見遊山的ではありますが参加しました。

 

※このブログ文章中、本来は専門用語があるのに関わらず私の

 知識不足の為ベタな語呂合わせをしているところもあろうか

 と思いますがその辺ご容赦お願いします。

 

 17:00~開催ということでその時間に会場の須磨寺境内前広場に

行きましたが、空はまだ明るく人はまだまばら状態でした。

 まずは、お参りご挨拶として、「ススキ」をささげました。

 17:20過ぎごろから詩い手男女が平安時代の貴族衣装で登場し、

いよいよ開始です。

 まだ薄暗い開始時は琵琶を弾いての「平家の歴史詩」から始まります。

 それを男性貴族がまず聞いています。

 そしてその間に詩人たちが庵のなかで和歌を作成するといった具合です。

平家の歴史詩が終わり詩人が作成した和歌が集められます。

 それを男性の詩い手が歌い上げるころには真っ暗になって

「月見の宴」がとり行われる流れです。

 いよいよ中秋の名月が出ました。

 

 雲がかかり実に風情があります。

 詩を読む声に笛や太鼓、琵琶の音が流れ、そのまたバックに「虫の声」

が聞こえるという副交感神経が震えるようなリラックス感が最高です。

 

 詩会の案内人が時々参加客を案内する風情がまるで「千と千尋」の

映像を思い出させてくれます。

 このような催しを公開してくださる須磨寺の方針にファンはますます

多くなるような予感がしてきました。