刑務所の独房棟では、総督との戦いをどうするか議論していますが、みんなの意見がまとまりません。メルルが良い意見を言いますが、恨みからか、みんな耳を貸そうとしません。

最後にハーシェルがリックに対し、「家族の命はあんたに託した、頭を整理し、どうするかあんたが決めろ」と言います。しかしリックはその言葉を無視するように、表に出て行きます。

相変わらず中庭には多数のウォーカーが蠢いています。双眼鏡で外柵の方を見ていると、カールがやってきます。

そして「パパ、怒らないで聞いてくれる?」と前置きし、リーダーをやめてほしいと言います。ハーシェルとダリルに任せ、心の病を早く治してほしいと。




ウッドベリーでは、総督がミルトン相手に全面戦争になった場合の、最大戦士数の皮算用をしています。ただこれは子供、年寄り、病人まで含めたもので35人になります。そこにアンドレアが入ってきて、総督が刑務所に行ったことを責めます。

総督は交渉に行っただけだと言い、リックたちが撃ってきたと嘘をつきます。アンドレアが交渉に行かせくれと言いますが、総督は行くなら戻るなと言います。

アンドレアが街の中に出ると、臨戦態勢でみんなピリピリしています。その後総督は、戦士候補者を全員集合させ、1人1人聞き取り調査をします。

次にアンドレアはミルトンに自分を刑務所との交渉に行かせてくれと、懇願します。「裏切りだ」とミルトンが言いますが、アンドレアはこれ以上犠牲者を増やしたくないからだと言います。

それでもミルトンは総督の部屋に行き、アンドレアの話を密告します。ただ意外なことに総督は、アンドレアに協力してやれと言います。



その後アンドレアとミルトンは2人で森に出かけ、ウォーカーを捕獲し、両腕を切断し、顎を砕きます。これでミショーンが以前に連れていた、ペットウォーカーの完成です。

アンドレはこのペットウォーカーを虫除けにして、1人で刑務所に乗り込むようです。


その時、新たなウォーカーが現れますが、4人組が簡単に駆逐します。タイリース、サシャたちの4人組です。アンドレアはペットを引き連れ、刑務所に向かいますが、タイリースたちはミルトンの案内で、ウッドベリーに連れて行かれます。



そして総督から手厚いもてなしを受け、街が襲われた話を聞かされます。刑務所でリックたちから迫害を受けた、タイリースは戦うなら協力すると言います。

総督は刑務所内部の見取り図が描けるかと質問すると、タイリースはやってみると言います。




刑務所ではリックが、それぞれに役割を与え、戦いに備えています。ただここを防御するには、武器・弾薬・食料が不足しています。しかも裏切り者のメルルまで抱えていると、グレンは言います。

ハーシェルがメルルの処に行き、今後の話をします。しかしメルルは、総督が子供や赤ん坊まで、皆殺しにするだろうと言います。



キャロルがダリルの処にやってきて、メルルを見切りなさいと忠告します。

ミショーンが体のトレーニングをしている処に、メルルがやってきます。総督にお前を殺せと命令されたと話し、誤解を解き和解したいと言います。



カールとマギーが双眼鏡で外柵の方を見張っていると、アンドレアがペットウォーカーを引き連れ、1人で向かってきます。




マギーがカールに、すぐにパパを呼びに行ってきてと、言います。そして、直ぐにみんな臨戦態勢で飛び出してきます。




もちろん、そこにはメルルやミショーンもいます。1人かとリックが回りを確認しながら、アンドレアを中に招き入れます。




農場以来の再開に、キャロルと抱き合いながら、みんなの消息を確認します。そこで、シェーンやローリたちの死亡を始めて知ることになります。

アンドレアは懐かしさでいっぱいですが、リックは警戒を解こうとしません。




アンドレアはみんなとの話の中で、総督の言っていたことが全て嘘だとわかります。それでもアンドレアは話し合いで解決できると言います。

しかしリックは「話すことはない、総督を殺す」と言います。アンドレアは、「町民たちに罪はない」と言い、あくまでも戦いを避けたいようです。

ただ最後に、ミショーンに「私は殺されるところだった、一緒に来ていれば、あなたも同じ運命だった」と言われ、総督の裏の顔がやっと見えたようです。




アンドレアはキャロルからジュディスを抱かせてもらい、「なんてかわいいの」とあやします。そしてローリやTドックの最後の様子を聞かせてもらいます。

マギーとカールが2人で帝王切開したことや、キャロルをかばいTドックが餌食になったことなどです。最後にシェーンが嘘をつき、リックに殺された話も、ここで始めて知ります。

キャロルはアンドレアに総督を殺してくれと頼みます。2人でベッドをともにした後、寝首をかけということです。

話し合いも終わりアンドレアがウッドベリーに戻ることになります。リックは車と、銃・ナイフを与え、気をつけろと言い送り出します。元仲間のみんなも勢揃いで、破格のはなむけです。




総督に放たれた、ウォーカーの蠢く中庭を抜け車は出て行きます。

夜になりウッドベリーも町民がそろって、臨戦態勢に入っています。そこにアンドレアが車で戻ってきます。総督の部屋に行き、厳しい状況の中に、みんながいたと言う話をします。

総督はミショーンやメルルのことを聞き、最後にリックのことを尋ねます。さらにリックに帰れと言われたのかと、尋ねますが、自分の意思で戻ったと答えます。

独房ではベスが天使のような歌声で、みんなの心を和ませていまます。その歌を聞きながら、リック・ミショーン・カールの3人で斥候に行く打ち合わせをしています。

ダリルにはここに残り、みんなの指揮とメルルの見張りを頼みます。

総督のベッドルームでは、全裸でアンドレアがナイフを手にしていますが、結局寝首をかくことはできなかったようです。