オジさんを一生守り続けてくれる(=守護仏)は『不動明王』で、生まれ年(十二支)によって決まるとされています。
毎月28日は不動明王の日で1月28日は初不動なのに、まさかの二度寝をしてしまってからの9時の目覚めにビックラポン。
妻の命日とはいえ、マンションでの般若心経の読経は近所から気味悪がられる?迷惑と感じる?方々もいると思われるので、
2年前の引越時に全く気付かなかったお寺が『高野詣でせずとも高野参り』の観音札所なので、観音さま&弘法大師を通じて想いを届けました。
近くの和菓子屋でショーウインドーから上生を選ぶ抹茶セットは、1つだけ残されていた『紅菊』。
そして、関西空港から一番近い温泉の犬鳴山の七宝龍寺の剣に黒い龍の巻きついた倶利伽羅不動明王にご挨拶したことから、石川県と富山県にまたがる倶利伽羅峠へ。
かつて、弘法大師の創建と伝わる七堂伽藍と12の塔頭寺院が建立されていた約1300年の歴史を持つ『倶利迦羅不動寺(山頂に本堂)』です。
『剣に黒い龍の巻きついた不動尊像』という意味のインドのサンスクリット語に由来し、
kulikahとは、倶哩迦や矩里迦とも音写され、その意味は『具黒』という龍王の名前なのだとか。
堂内右手、見えない光の玉を両手で持っているような手付きの『阿弥陀如来像』は、神仏分離で近くへ避難していたものが戻ってきたらしく、
堂内左手、何とも言えない まあ〜るいお顔と表情の見たことのない弘法大師像に心和まされます。
厄除錫杖(やくよけしゃくじょう)を持ち上げて、『南無大日大聖不動明王』と唱えながら3度振ると、前途の諸々の苦厄を払いのけ、身を守ってもらえるそうです。
ご朱印を頂く時、折られた紙が沢山入った容器を差し出され『お一つどうぞ』と言われてクジ引きだと思ったら、ご朱印の右上に挟む『エンジェルのしおり』にビックラポン。
そんな『災難悪病除の指輪守り』は、いつからかオジさんから離れていき........、