令和6年の『初辰』は1月5日で、『』を意識しながら4年振りの住吉大社初辰まいり




⇨ 神事としての初辰まいりは、一粒万倍の籾種〜稲穂へ交換していくみのり参りも併せて1月17日(水)。




太鼓橋を渡って兎の手水舎で浄めて、先ずは、



神池の辺りに鎮座する『(たつ)』の水波野女神(みづはのめのかみ)にご挨拶。



本年は風水でいう『木』の年。陰&陽で支え合うことが求められるので、瑞垣内に入って第三本宮&第四本宮の前で対に向かい合って住吉大社を守る『鉾社』(香取神宮・経津主命)&『盾社(香取神宮・武甕槌命)』へ。



第四本宮前の『神井』は、元旦早朝に若水の儀で竹筒に汲み上げて神様にお供えする命の源の水で、



邪気を祓って若返るパワーがあるのだとか。



ほんの僅かな参拝者しか来ないのはナゼ・ナゼ

大海神社』の読み方は『たいかい  or  おおわたつみ 』。古事記に登場する海幸彦・山幸彦の舞台となった『海宮』、つまり『龍宮』そのもの。


海宮に赴いたときに出会った父神・豊玉彦命娘神・豊玉姫命が祀られ、潮の満干によって人の生死や生活の農凶をも左右するパワーを持つ海神




手水舎の井戸は『玉の井』と呼ばれ、海神より授かった潮の満干を支配する力を持つ潮満珠 (しおみつたま)』を沈めた場所とされます。



全国の龍が集まる『龍の都』『海神の総本社』といわれる龍神の総本宮は、福岡県の海の中道を見下ろす志賀海神社(⇩頭の中は動画の妄想)。




古くは島内に375社もあり神の島とも称され、金印『漢委奴国王印』が発掘された志賀島に祀られるのが『綿津見(ワタツミ)三神』。




伊邪那岐命の禊祓の際、海中から住吉大社の『筒男(ツツノオ)三神』と同じく御出現された神様で、海の神として表裏一体の関係にある志賀社』。




すぐ隣のエリアにあるのが種貸社』で、毎月初めの辰の日に一粒万倍を授かる初辰まいりスタート地点。



『種』のご利益で子宝を授かった小さな赤ちゃんを指すとされる一寸法師の手水舎で浄めて、



ご祭神の倉稲魂命うがのみたまのみこと)から順番にお参りすると願いが叶うというものです。




次の楠珺社』(なんくんしゃ)の手前のご神木・夫婦楠の圧倒的存在感に足が止まります。




樹齢千年を超える楠の大樹が連なる根元に宇迦之魂命うがのみたまのみこと)が祀られるのが楠珺社』で、四方からご挨拶が出来ます。




その楠の大樹と向き合うのが『貴船社』の高龗神(たかおかみのかみ)で、京都の奥座敷・貴船に本社がある龍神です。




ここから境内の外へ出て行って......、




嬉しいことに女神・市杵島姫神=弁財天




浅沢社は、お人払いでオジさんの独り占め空間。




隣にあるのが収穫の神様・大歳神の『大歳社』。




楠珺社』に戻り、ポスターの『初辰宝船』&




祓えの神様の『清塩』もゲットして.....、




粉浜のアーケード商店街も堪能して、

ゆったりもうでの『初辰まいり』を終了。


  笑・笑・笑・笑・笑・笑・