慈尊院の境内から119段の石段を上がった先にあるのが丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社



石段途中の右手に『180町石』があり、高野山・壇上伽藍まで約21km標高差700mの1町(約109m)ごとに36基が建てられていますが、



台風2号がもたらした豪雨による崖崩れ等により通行不可になっていました(☞拝殿右脇にある細道を出て少し坂を下った先に『179町石』)。




なぜか?石段途中にある石造大鳥居は、町内3地域の神社が合祀されたのを機に移された説明があり、上方には朱色の鳥居が半分ほど見えています。



立派な両部鳥居をくぐってから右手へ。



朱色の錦鯉が泳ぎ回る池の上に手水石があり、



高野山登拝の奉告&道中安全を祈願する社で、



主祭神『狩場明神(高野御子大神)』は従えていた白&黒の犬を放って、空海を高野山へ導いたとされる出会いの図で説明されています。



本殿は丹生都比賣神社と同じく4殿が横並び、



左手前方のご神木の先に高野山が遥拝できて、




紀ノ川や和泉山脈を見渡すことが出来ます。



(ご挨拶を済ませると疲労感が半端なくて、休憩タイムにと懐かしい場所へ向かいます)

ここ九度山町は、高野山の玄関口にある山あいの町ですが、日本一の兵と呼ばれた真田幸村が大阪の陣に出立するまでの14年間、人生で一番長い年月を過ごした地でもあります。



真田幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺真田庵の隣にあるお蕎麦屋さん幸村庵が懐かしくて、開店11時前に到着して一番乗りで名前&人数を記入。



ソフトジャズが流れる店内で、らしさ?を感じる席で懐かしい天ぷらそばを食べていたら、



なんとなく高野山〜立里荒神に行く予定を取り止めて、大開運吉方位日の祐気取りのため温泉に浸かって、水汲みする場所を探すことにしました。

  笑・笑・笑・笑・笑・笑・