石川県と富山県にまたがる倶利伽羅峠には、
かつて、弘法大師の創建と伝えられる七堂伽藍と12の塔頭寺院が建立されていた
約1300年の歴史を持つ『倶利迦羅不動寺(山頂本堂)』があります。
ー 日本三不動の一つ!
『成田不動尊(千葉県)』
『大山不動尊(神奈川県)』
先ずは、その伽藍の復興事業の一つとして平成10年に
麓(竹橋地区)に復興されたという『鳳凰殿』へご挨拶に伺うと、
山頂の不動寺には、山を回り込むようにして車で10分ほどで到着!
地名にもなっている『倶利迦羅』は、
『剣に黒い龍の巻きついた不動尊像』という意味のインドのサンスクリット語に由来し、
kulikahとは、倶哩迦や矩里迦とも音写され、その意味は『具黒』という龍王の名前らしいのです![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
弘法大師が諸国を巡る途中、拝された不動明王のあまりの有難さに扉を閉められ、
本尊と同体の不動尊像を彫り、奉安されたと言われる『御前立』の不動尊を見ると、有り難くて、有り難くて.......![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
堂内右手、見えない光の玉を両手で持っているような手付きの『阿弥陀如来像』は、神仏分離で近くへ避難していたものが戻ってきた!との話を聞いて、
堂内左手、何とも言えない まあ〜るいお顔と表情の見たことのない弘法大師像に心和まされて、
隣の『今月の仏さま』の札のかかった弁財天像の間に座って......また?![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
境内右手の『施無畏堂(せむいどう)』には、
厄除錫杖(やくよけしゃくじょう)を持ち上げて、『南無大日大聖不動明王』と唱えながら3度振ると、
前途の諸々の苦厄を払いのけ、身を守ってもらえるそうです。
その裏手にある『奥の院』には、開祖、善無畏三蔵が倶利伽羅山で自ら彫刻し、
護摩法を修した『倶利迦羅不動明王像』が安置されており、3年毎にご開扉される大法要が行われるそうです。
ここは、不動信仰の『長楽寺』と
『手向神社』が習合したお寺であり、
あまりの有り難さに何年振りか?に
指輪のお守りをはめてしまいました![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
ご朱印を頂く時、折られた紙が容沢山入った容器を差し出され『お一つどうぞ!』と言われて、
クジ引きだと思ったのは、ご朱印の右上に挟むしおり!でした![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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その柄は、エンジェル!でした![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
次は、倶利伽羅八大龍王社へ
(おまけ)
大阪の関西空港から一番近い温泉がある犬鳴山の七宝龍寺でも
剣に黒い龍の巻きついた『倶利伽羅不動明王』にご挨拶することが出来ますよ![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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