日本で唯一、フランスに分社があるという『水屋神社』は、
三重県松阪市 飯高町赤桶という奈良県境に近いR166沿いにある『大きな赤桶』の向かいにあり、
神社名・地名のほか、お水まつり & お水取り(春日大社へ)の特殊神事、ご祭神『龍神姫』など『水』との関連が深〜い神社でした。
この水屋神社を知ったのは、
今年3月、熊野を3日間巡ったその足で、全く予定外の『室生龍穴神社(奈良・宇陀)』へ向かう車中、北海道の羊おばさんがある方から参拝を勧められた!との話を聞き、
その直後(3月末)、古事記勉強会の直会で初対面の神戸Kさんが『あの綺麗な川には龍神が棲んでいると心から思えますよ〜!』と熱の入った体験談も聞くことが出来た5か月前のことでした。
今年11月、第60次式年造替(20年毎)を迎える『春日大社』から『天児屋根命』(あめのこやねのみこと)を奉祭され、
その後、三笠山から『素盞鳴尊』『龍神姫命』『櫛名田比売命』が勧請されたとあります。
鳥居をくぐって目を奪われるのは、
拝殿右手前の『椋(むく)』、
ご挨拶を終えた二人が『柔らかくて優しく包み込まれるような風が吹いてくれましたよ〜っ』と感激!感動!しておられるので....、オジさんも......?
お〜っ、まさにその通りでビックリ!
30℃超えの熱風ではなく、心地良い風に包み込まれるような幸せの気!を感じながらのご挨拶でした

楠と杉が一体化していて、
春日大社とのゆかり!なのでしょうか?表皮が鹿の模様をした『鹿子(カゴ)』にもビックリ!
本殿真裏に聳える
『水屋の大楠』は、
『春日大明神(天児屋根命)』
『稲荷大明神(宇迦之御魂神)』が祀られていて、
樹齢1,000年超 樹高35m 根回り29mで
1枚の写真に収まりきれませ〜ん

境内の裏側、細道の先に見える朱色の鳥居を右下へとくぐり、
生い茂る草で隠れた数十cm幅しかない畦道を櫛田川に下りて行くと、
岩場の先端の下を覗くと、私たちを待っていてくれた?白くて大きな鯉が2匹いてビックリ

一瞬、川の主『龍神姫』かも?と思ったら上手くパシャリ出来ませんでした

少しの間だけ姿を見せてくれて、どこかへ消えてしまいました。
あまりの素晴らしい景色・空気に感謝して、『大祓詞』を奏上しようか?『般若心経』を読経しようか?迷いに迷って(一人で来ていたら両方していましたね

Sさんと一緒に『般若心経』を唱え始めたら、どこかに消えていた白鯉1匹が、ゆら〜り悠然と私と正対する位置に現れたので、
見つめ合うように『龍神姫』だと妄想しながら唱えました

Kさんは『不思議〜、川の色が変わりましたよ〜、空にも天使の梯子っぽい光が差し込んでます〜っ』(写真では分かりにくくて残念です
)。

なんだか?CMソングの『コ・コ・ロ・を満タンに〜〜....』と、口ずさみたくなる満足感に浸ってしまったので、
『礫石』(倭姫命、礫石と書かれた石碑)
『閼伽桶(あかおけ)の井』
『姿見の池』などを見に行くことをすっかり忘れてしまいました(^。^)(2016.8.20)
(おまけ 1)
Kさんが撮ったほぼ全てのご神木の写真には、本人も初めてという精霊のような青く丸い綺麗な光?が写り込んでいました。
きっと、丹生川上神社でご挨拶した『木霊神社』のパワー!を頂いたのだと思います

だって、『伊太祁曽神社』(紀伊国祖神、木國一之宮)から勧請されたご祭神『五十猛命』は、木の種を新羅に植えず、日本に植えて木々の生茂る日本となったのですから〜

(おまけ 2)
すぐ近くのR166沿いにある道の駅(飯高町)には、レストランのほか温泉まであるので、関西から心配なく足を伸ばせるポイントだと思います(この先は茶畑が延々と伊勢湾まで続いた記憶?)。