別の所にも書いた事あるけど、今だに消化不良なのでアメブロに詳細を置いておこうと思う。
母の月命日に、母の姉・妹(要は叔母さん達)が集まって色々な話をしていた時の事。私が車での遠距離運転が好きな事、私の職場の社長が非常に怖がりだという話になった。
帰り道など、灯りの少ない山道を走ったりするのが怖くないのか?と聞かれ「心霊現象は否定しないけど、私には関係無い世界だから」と答えた。車内は私の世界だ。誰にも乗り込ませない、という変な自信がある。うちの社長は道端にお花が供えてあるのを見ただけでブルってしまうらしい。ナム…とは思うけどなぜ怖いと思うのか。
「それに私、霊感ゼロですから」
自信満々に答えると叔母さんが「でもあんた…」と話し始めた。今から16年前の事を。
祖父はなかなか立派な一軒家に、叔父と2人で暮らしていた。私が幼少期、大晦日から元旦は家族で泊まって正月番組を一緒に観たものだ。眠る場所はいつも2階の畳の部屋。立派な畳の匂いが好きで仕方なかった。
祖父が亡くなり、叔父も相次いで亡くなった時、叔母一家がそこに住まう事になった。私家族が大晦日に泊まりに行かなくなって数年が経っていた。
そして叔母一家が引っ越し作業をしている最中、祖父の家に「最後に部屋を見せて欲しい」と私が1人でやって来た。お察しの方もいるかもしれないけど、私にはこの前後の記憶が無い。叔母から聞いた話である。
大晦日の夜に眠った部屋、もう気軽に入れない。そんな気持ちがあったのは確かではある。「最後に見せて」となるのも分かるがまず、1人で来たというのがあり得ない。私はその足で2階に上がった。
叔母が気付くと、2階に行ったはずの私が1階の洗面所で鏡台に手をつき肩で息をしている。「どうしたの?」と声をかけたら「いや、何でもない」とそのまま帰ってしまったらしい。後日、私の母から叔母へ何があったか知らされる事になる。
お気に入りの部屋は、叔母の旦那さん家の仏間になっていた。そこで私は記憶が飛ぶくらいの体験をし、母に打ち明けた。「これからそこに住む人に、起きた事を言えなかった」と私は母に言ったらしい。
何が不思議かと言うと、この体験もそうなのだけど私にこの前後の記憶が一切無いという事なのだ。叔母には「それ、私じゃないよww」と言ったけど真剣な顔つきで本当に記憶が無いのか、と返された。そう言われましても、私はどこか人の話を聞いてる様で、むしろ一緒に話を聞いていた姉の方が怯えていた。姉ではないか?となったが「すべて初耳」だそうだ。
16年前、私はもう社会人だ。記憶が曖昧になる様な小さい時の話ではない。その話を聞いて私が思った事は1つ
他にももっと消して欲しいイヤな記憶、いっぱいあるんだけどなぁ
という事だけである。