危険地帯のパキスタンやアフガニスタンで医療活動だけでな
く灌漑用水なども手掛けて凶弾に倒れた中村 哲先生が祖国
日本にお帰りになりました。先生の活動はアフガニスタンの
国葬として評価されるほどの価値のあるものでした。中村先
生が日本に帰国される際、ガニ大統領が自ら棺を担ぐという
最上級の尊ばれかたでした。現地の航空会社は先生の肖像画

を尾翼に掲げた写真を”いつまでもあなたの貢献に恩義を感
じるでしょう”とネットに投稿していました。さてご遺体が
成田空港に到着した時、安倍首相はおろか閣僚は誰一人出迎
えることがなく外務副大臣が立ち会いました。生前の先生は
”憲法9条があったから、日本人だから命が救われた”とか
”自衛隊派遣は侵略軍と受け取られて対日感情を一挙に悪化

させ無害無益だ”と意見を述べ与党議員から卑劣な野次が浴
びせられた。世界中で何十兆円もばらまけど中村先生の活動
にわずかな支援もなかったという。そんな安倍首相は野球選
手に国民栄誉賞を4たび辞退され、英雄・中村先生は無視さ
れてしまった。政権に楯突いたことが極端に現れた今回の事
件は安倍政権の度量の狭さをあまねく国際社会に露呈した事
件でもあった。

 愚息はパキスタンで土木工事に現地の仲間と汗を流して
 います。拳銃を持った護衛をつけて外国人
を標的にする
 テロが横行
する物騒な危険地帯であります。
        ただ無事を祈るしかない ぐっさんハイ

 

11月ごろから「喪中につき年賀状を失礼致します」という
ハガキが飛び交います。私もリンパ腫と親しくなってから、
失礼しています。秋田美人の内館先生が面白いことを呟いて
ありました。「身内の訃報で失礼するとか、父は99の天寿
を全う致しましたなどと書いてあるものが多いが、なぜ亡く
なったのか触れているのは少ない。突然の欠礼ハガキに受け
取った側としては”どうして?なぜ?病気?事故?”と咄嗟

に思う。だが遺族としてはそこに病名や死因を書きたくなか
ろう。もっとも中には”身内の喪中につき年賀のご挨拶、失
礼致します”という実にシンプルなものもある。誰が亡くな
ったのかもわからないが失礼を伝えるのが目的であり身内の
誰がどうしたなどは不要とするのだと思う。逆になるほどな
ぁと思われるものもある。私の複数の女友だちは欠礼ハガキ
の余白に書き添えてあった。”年賀状が届かない元旦は寂し

いので、どうか気にせず送ってください、待っています”。
これは妙に納得し元旦の賑やかしのために気にせず送った。
そんな話を女ともだちにしていると彼女がため息をつきなが
ら言った。”年賀状は今年で最期に致しますと言っていた友
人から十数年ぶりに若い男性と一緒の年賀状が届いた。孫が
東大に入学したらしい。自慢したくての復活か。これくらい
年賀状を利用する根性があれば年齢や病気を理由に辞める必
要もない気がする」。なるほど。

 
私のようないい加減な男は、年を重ねてくると年賀状を
 出す作業が案外手こずるものだ。欠礼ハガキが多くなり
 入退院を繰り返す仲間もふえて訳がわからなくなる。
 郵便屋が嘆くように高齢化がすすんで年に一度の年賀状
 が段々億劫になってくる。ああ年だな。 ぐっさんハイ

 

元農水省事務次官の熊沢英昭容疑者は東京・練馬区早宮の自
宅で長男の英一郎さんを殺害し警視庁のその後の調べで長男
は十数年前に家を出たあと再び実家で両親と同居したが”俺
の人生何なんだ!”などと大声上げて暴れ両親を暴行していた

ことがわかった。熊沢容疑者は妻に”次に暴力受けたときはや

るしかない”と話していた。さらに”川崎の20人殺傷事件を知り

長男が人に危害を加えるかもしれないとも思った”との趣旨の

 

話をしている。死亡した長男で無職の英一郎さんは引きこもり

がちでSNSでは母親への殺意などを明かしていた。以上は

元高級官僚の家庭の悲惨な事件です。私はあるとじこもりの

講演会を傍聴したことがありますが、”毎日が戦場でした。

息子と顔を合わせるのが正直、言って怖かった”と呟くよう

に口にしてありました。”行政に思い切って相談していくらか

気持ちが楽になりました”とその方は話して、それを契機に

 

担当者が家にも見えて息子の話も聞いて頂き一緒に話し

合うようになり息子も係りの人のすすめで同じとじこもりの

会合にも参加するようになりました”と絵に描いたような、

成功事例の発表がありました。しかし殺されるかもわから

ない極限状態で他人に相談することができないような家庭

に如何に光を当てることができるか。それこそが凄惨な、

事件の撲滅つながるのではないでしょうか。

 とじこもりが犯罪の巣窟だと思われがちですが演出家
 の宮本亜門さんも学校には行かなかったそうです。理
 由はあまりにもバカバカしい教室で、家で好きな本や
 などを駆使して将来に備えたと語っていましたが、い
 ろいろな志向を型にはめずに遂行したんですねえ。
   とじこもろうとして3日で飽きた ぐっさんハイ