キツネとたぬきの腹探り合いの最中に突如、政界の渡り鳥の異
名で名を売った流し目の女王、小池百合子センセが東京都の都
知事選に断トツで名乗りをあげました。日本新党、新進党、自
由党、保守党、自民党と5つの政党にわらじを脱いだ経歴をお
持ちのセンセを政治団体を蓄財の餌にした輩の「女MASUZ
OE」と陰口を叩くひともいますが私はそうは思いませんな。
セコイと言う声は聞こえません。そんな百合子センセは小泉元

首相や元首相と盟友関係にあった熊本のお殿様、それに今や絶
滅危惧の政党になったコーラスグループのような政党で懸命に
存在感を誇示してあるイチローセンセなどに流し目を送って環
境大臣や女性初の防衛大臣、それに内閣府特命大臣として沖縄
及び北方対策などを歴任された大物で、私のような小物がつべ
こべ言えるような方ではありませんが出前屋としてひと言申し
上げています。”崖から飛び降りる覚悟で”とおっしゃいまし

たが気になったのは”自民党員として”の文言でした。前の守
銭奴知事が尻に帆をかけて逃走したときの最大支援政党は自民
党だったじゃありませんか。腐れ縁を嫌う都民を意識するなら
”都民のため裸、、無所属で都政に捧げます!”とでも訴えた
ほうがよかったんじゃないでしょうか。なんでも自民党は増田
さんという総務大臣を経験した方を推すことになり分裂選挙だ
とマスコミは囃し立てております。民進党は主導的にと声を張

り上げる割には、具体的な候補者は現れませんな。相変わらず
口ばっかの体質を露呈しています。マスコミが遡上にあげよう
としているナガシマさんは”党に一任している”と口を濁して
いますが後出しが都知事選では有利だという定説を破って先出
しで手をあげた百合子センセが”今回は女性に賭けるか”とか
”最初に手をあげ度胸がある”というムードに乗って案外、都
知事のポストを射止めるかもわかりませんな。アッ影の軍師で
あるライオン丸や肥後のお殿様は毛がおありでした?

     流し目も加齢とともに たれ目かな ぐっさんハイ


大河ドラマ「真田丸」は好評のようですね。なんたって三谷幸喜
ファミリーの役者三昧でしょ。セリフがドラマの好不評が交錯し
ていますが現代言葉に原因があるようです。あたしは三谷のひと
の機微でボソッと呟くようなしゃべりに、ニヤッとすることがあ
ります。それにしても戦国の世は中小のリーダーは大変でしたね
え。ぶれっ放しで。棟梁の真田昌幸は北条、徳川、上杉の大企業
に囲まれて24時間、一族の存続を賭けた戦いの連続で、息子は
おろか母親まで人質に送ってくっついたり離れたり。めまいの、

するようなスリリングな生き方をせねばならない時代でしたねえ
さて時代物には、ちょっとうるさい黒鉄ヒロシがこんなことを呟
いておりました。「本能寺の変、後、無主状態になった旧武田領
を巡って、北条氏直、徳川家康、上杉勝影の三大勢力がせめぎ合
う。その中心に位置したのが、信濃小県から上野沼田を領地とす
る真田一族であった。真田昌幸は三すくみの大ピンチの中で巧み
な処世をみせ、いつしかキャスティングボートを握るか否かは、
「真田の処置如何にかかる」というイメージを創り上げてピンチ

をチャンスに変えてしまった。チャンスは前髪を掴めという。最
初、昌幸は前髪として織田方の滝川一益を掴んだが、薄毛であっ
たので手を放し、上杉の毛に掴み換えた。北条の大軍の前に上杉
の毛が抜け始めたとみるや北条の前髪に手を延ばす。言い換えて
チャンスは後ろに毛がないともいう。首を回して後頭部の毛を、
確認するや徳川の額に飛びついた。ところが急転、徳川は勝手に
真田の沼田城を譲ることで北条と結んだ。怒髪天を衝く昌幸は再
び上杉の前髪を引き寄せ徳川勢を上田城に於いて撃退。その後、

上杉の従う。羽柴秀吉の前髪にぶらさがる。昌幸のチャンスを掴
み続ける綱渡り。さしもの昌幸もチャンスの可能性は五分と五分
つまり丁半勝負の状況に遭遇して窮した。関ケ原である。昌幸は
張りコマを丁と判、東と西の二方に張ったのだ。長男信幸は東に
昌幸は次男の信繁(幸村)とともに西へ。真田昌幸が必勝の極意
として”毛はいたるところに生えておる”と嘯いたという話は伝
わっていない。」

 あたしゃ、この文面を眺めていましたら東京都知事に手
 を挙げた小池百合子センセを思い浮かべました。センセ
 毛の多いひとをしっかりお掴み遊ばせ   ぐっさんハイ

あたしゃ、イギリスってえ国はデモクラシーの先進国だとばっか
り思っていましたら、ニヤッとするようなことが後出し現象で、
ジャンジャン出てきますな。民意を読み違えたキャメロン首相は
辞任を表明して9月までと限定してEUのボスたちに会っても、
離縁状は次の首相にお任せといい、跡目になるリーダーはみんな
尻込みして、離縁されたドイツやフランス、イタリアなどは早く
出て行ってと叫んでいます。声高にEU離脱を叫んだイギリスの
トランプと言われている、前ロンドン市長はこんなはずではなか

ったということは口にはしていませんが、国民のなかには平気な
顔で”まさかこんな結果になるとは思わなかった”と偽物のトラ
ンプの胸の内を代弁しています。早くもロンドン市民の間では”
もう一度やり直そう”という運動で4百万人以上も署名している
そうですな。どこかの国だけでなく予見力というか先見性が著し
く欠落した喜悲劇を全世界に晒しています。どこかの国でも”人
道上移民を受けいれるべき”というひとは下を向き、憲法改正を

国民投票でと目論んでいた安倍首相も胸をなで下ろしていること
でしょう。それに後先を考えず感情的に反対を叫んでいたひとや
集団でもヤバイという現象が出て、選挙のときだけ出来もしない
ことを口にする輩を冷静に見極めるひとが多くなることに今回の
お粗末な事態に国民の選択が寄与したと思いたいですな。国民投
票の開票直後に英国まで出向いた本物のトランプ氏も早々に米国
にトンボ帰りをしていましたが彼にとっても今回の騒動は大逆風

になったと、あたしゃ思います。離脱を選択した英国民。冷やや
かに早く出て行ってと追い立てたEU側の寸劇は金融業界でもイ
ギリスの国債は格下げと判定され、踏んだり蹴ったりの現象がス
ポーツの世界でも炎上しています。サッカーの常勝軍団イングラ
ンドが無名の小国アイスランドに敗れるという大番狂わせが起こ
ったそうですよ。サポーター曰く”今回のEU離脱のせいで負け
てしまった”と泣き伏してしまったそうです。笑ったのはEU離

脱が決まった日に”今日が独立記念日!”と叫んだ英国独立党の
党首がEU総会に乗り込んで”我々は栄光ある英国をめざす”と
演説して”なんでここにいるんだ!”とブーイングの嵐を浴びて
いました。騒動の主役「偽物トランプ」はつぎの首相候補には出
ないそうですな。まるで詐欺師みたいじゃありませんか。英国内
では犯人探しや責任のなすり合いがみられて、妙に親しみを感じ
ています。たった1票の気紛れで投じた結果が、まさかお釈迦さ
までも気がつくめえというお粗末の一席ではありました。

  政治家 次の世代を考える 政治屋 次の選挙を考える 
             世界共通の合言葉 ぐっさんハイ