私は古い人間です。特に今回はゲンを担ぐことに、こだわり
ました。例えば病室も治験で初回だけでしたが九大病院で見
放された腫瘍が1年間も大人しくなった部屋に入って治療を
受けたいと婦長に願い出たり化学療法の初日、心拍数を測定
したあとベタベタして気持ち悪かったこともあって時間外に
シャワーを浴びて綺麗な身体で治療を受けようとして看護士

さんに注意されたり薬を投与される時も背筋を正して手を合
わせてから頂いたり、治療の3日目でしたが看護士が10分
早く現れて”少し早いですが服用しましょうか”と言われ定
刻にこだわったり変人ぶりを発揮しましたが私のような古い
タイプはゲンを担ぐというか、こだわりがあるんです。とこ
ろがヤングナースはそんなことはお構いなしに一つの作業と

して無感覚にやろうとするんです。ベテラン看護士が代わり
に来てくれましたが時代を感じました。合掌しながら”どう
か治りますように”と言って薬を頂く老人をまるで宇宙人を
見るようなヤングナースがいて、さぞかし滑稽な光景だった
と思いました。時代と言えば病室も無言劇みたいに会話もな
くプライバシーとかセクハラなどヘンな横文字が大きな顔を
している、、時代なんでしょうかねえ。

 働き方改革も浸透して担当の看護士が替わるのも当たり
 前。フレンドションシップなんて生まれませんよ。へそ
 曲がりの私は看護士さんの名前を呼んで驚かせました。     
        ボケ防止にもなりました ぐっさんハイ