おっさんは福岡近郊から最初は福大が近いということで肺に
腫瘍が出来、治療を受けたところリンパ節から脳に転移して
ウチより、がんセンターで治験を募集中だからそちらで新薬
の提供を受けてみてはと推薦されたので来た。治験を受療し
て結果はまだ出ないが25日頃また出直して、どうなるのか
まだそれからだ、九大病院にも行ったが若造の医者が高飛車

に出たので癪に触って行かなくなったなどと、まくし立てて
いました。そうして私をみるなり”あんた、これから薬の治
療ですか?”と水を向けて来たので”ここでは再発して、始
めて抗がん剤の治療を受けたばっかりです”。と応えました
”始めて?それじゃ、まだ治療か治る治らないのレベルじゃ
ないよ。これから何度も薬を打って腫瘍が消えたら万々歳。

消えないにしても腫瘍が悪さをしなけりゃいいじゃない。そ
れが腫瘍との付き合い方なんですよ”と言われ電気を打たれ
たような気持になりました。そうして”偉そうに言う私だっ
て何度落ち込んだか分かりません。実際、肺の腫瘍はそのま
まだし今度は脳に転移している、だからと言って同情された
り深刻に悩んだりしても家族が暗くなってしまうでしょう。
明るく行きましょ”と呟いていました。

 どうせ一度は死ぬんだ。だったらなるようになれと開き
 直りを口にする、どこにそんな不敵な心構えが潜んでい
 るか分からないような御仁でしたが、おっさんいやナイ
 スガイに敬礼!    野生の会 会員 ぐっさんハイ