延長した抗がん剤の治療を終え主治医が頻繁に病室に来ては
患部の触診を行って化学療法の効果を確かめようとします。
そうして”まだか”と呟いて消えて行きます。単細胞の私は
今回の治療を受療すれば必ず治る、いや治すという強い気持
ちで臨んだのですが結果は今のところ効果は現れません。
段々不安になり、まるっきり苦しまなかったのが結果として

効果がなかったんだとか急速に不安や焦燥感が押し寄せてき
ました。気持ちを紛らわせようと外に出て歩いてみたりテレ
ビをみたりいろいろやってみましたが不安が増すばかりでし
た。そんな時、談話室で足を投げ出して大声をあげながらし
ゃべっている、おっさんをみかけました。周囲が迷惑そうな
顔をしても構わずしゃべり続けています。その時、治験云々

という話を耳に挟み興味が沸きました。おっさんも、ひょっ
としたら私と同じように「治験」でこの病院に来たのではと
思いました。で、翌日おっさんが談話室で一人でテレビを見
ていましたので名乗ってから”昨日、治験で来たことでこの
病院と縁ができたみたいな話をされていましたが、実は私も
治験が縁でお世話になっているんです”と口上して意外な話
を伺うことになりました。

 順調に治療はすすんだのですが肝心の腫瘍は変化が
 みられず不安の気持ちが押し寄せてきそうになった
 時ヘンなおっさんが意外なことを教えてくれました
  ヘンなおっさん連合会 博多支部 ぐっさんハイ