主治医が興奮した表情で口にしたのは”これまでの治療の結
果ほとんど身体へのダメージを認められません。従ってこの
まま4回目の投与を今晩行います”と告げられました。確か
に施術後は徐々に免疫力が低下するというので3回をワンセ
ットにして、しばらく休息というのが常識なんだそうですが
私の血液検査の結果は1、2回目は僅かですが入院当時より
微増。3回目でやっと下がり始めたものの、まだ体力に余裕
があるというのが医師の判断でした。私はベテラン看護士に
”延長というか、4回目を追加するケースはありましたか?
”と訊ねましたら首をかしげながら”あんまり聞いたことは
ありません”と応えてくれました。自覚症状は全くなし食事
も大盛りに代えてもらい階段や天気のいい日は外に出て散歩
をしたりして病人になることを避けてきたかいがあったと思
いました。手慣れた手順で投与を受け1日置いて医師が来て
”まだ余裕があります。このまま一気に次の治療に移ります
それはリツキサンという点滴による抗がん剤の投与になりま
す。懐かしい薬品でした。九大病院ではこの薬と併用して腫
瘍の根絶を図ったのですが腫瘍は生き延びて、がんセンター
に廻された因縁の薬でした。
特別に延長戦にまで治療を延期して頂き、そのうえ
因縁の薬を投与され身体の調子とは真逆に薬の効果
の不安を感じた ぐっさんハイ