風刺漫画やエッセイなどでお目にかかり思わず頷いてしまう
山藤章二先生がつぎのような檄文を書いてありました。「テ
レビに出てくる人間たちの”言葉の貧困さ”は、とどまる所
を知らない。”うわ~安い‼””ちょ~うまい‼”、”わぁ、
ちめてぇ~”。かき氷が冷たいのは当たり前だろ。熱かった
ら大声で騒ぐがいい。安い、うまい、冷たい!は言葉を覚え
たての幼児が口にする言葉だ。日本語は”語彙(ごい)”が
豊かなことで知られている。その語彙豊富は文化的な誇りで
ある。何千年の歳月を経て、先人たちが蓄積してきた品揃え
を、今どきの若者は叩き売りしている。そのぶん彼らは表情
小芝居で補っている。よく冷えたビールを飲めばうまいに決
まっている。なのに彼らは顔中をしかめて、これ以上はない
という、ぐらいシワクチャな表情で飲む。表情や小芝居とい
うのは大袈裟になればなるほど安っぽくなる。大袈裟に演ら
ないと次の仕事が来なくなるという事情もわかるが、全ての
タレントが安直な演技をするのは哀しい。樹木希林は”誰も
がやるような芝居はやめよ!”と若い俳優に忠告している」
民放は健康食品や売れ出した子の噂話を省略形日本語を使っ
て喧伝する。NHKですら民放まがいの番組が多くなった。
”ガモル”、、。東京・巣鴨はお年寄りのメッカと
して有名かと思っていましたら、最近は若者に人気
があるそうです。”ガモル”とは若者言葉で”巣鴨
に出かけよう”という意味だそうです。
正しい日本語を守る会 会員ぐっさんハイ