私はトンチンカンな解釈をして失笑を買うことがあります。
過日、ビッグカップルの小泉Jaの相手方の滝川クリステルを
滝川クリスタルとキーを打って出前しようとして寸でのとこ
ろで修正したことがあります。私の場合は根が、おっちょこ
ちょいで先走った発言で相手を立ち往生させた前科は枚挙に
いとまがありません。さて、これから紹介する話は内館先生

のお話です。「ホテルのロビーのソファーで友人を待ってい
た。すると見知らぬ女性二人に”内館さんですか”と声をけ
けられた。”はい”と答えると二人は驚いたように、それぞ
れのバッグから本を取り出した。私の小説「すぐ死ぬんだか
ら」である。”たまたま二人とも今読んでいるところで偶然
バッグに入っていたんですよ”。”78歳の女性主人公を良く

書いてくださいました。私らより少し上だから気持ち、すご
くわかります”。さらに”昔っから内館さんの大ファンなん
です”、”私も。テレビドラマもほとんど見ています”など
と嬉しいことまで言ってくださる。”この小説、インパクト
のあるタイトルに惹かれたって人まわりに多いんですよ。『
もうじき死ぬんだから』ってすごくリアル”。私は
『もうじ

き死ぬんだから』じゃなくて「すぐ死ぬんだから」だけど。
昔っからのファンなら間違えないで”と思っていると、もう
一人が言った。”私らの年代になるとこのタイトルのまんま
口癖の人、多いんですよ。何かあると”どうせすぐ死ぬんだ
からって”。今度は「どうせ」がついた。こういう口癖は高
齢者の定番で似たようなバリエーションが多いらしい」。
なるほど。

 お年を召した方とお話をするときは推理力と解読しながら
 話を聞くことを心掛ける必要があります。私の出前も例外
 ではありません。      駄文頒布屋 ぐっさんハイ