益々、本命の腫瘍の治療が遠さかることから私は焦りと不
安になり、かみさんに当たりました。すると彼女は”良か
ったじゃないの、このアクシデントは薬害で弱った身体が
抗がん剤を飲まなくなった訳だからその分、身体から毒気
が抜けて行って体調が整っていいじゃないの”といいます
治験に凝り固まった私は”それはそうだけど治験に間に、
合わなくなって俺の症状には治験しかないと先生が言った
じゃないか、これだけ道草を食ってしまい治験はもう打ち
切りですと言われたら俺はアウトじゃないか”と口を尖ら
せながら言いましたら”あら最初あなたがここに来た時の
ことを覚えている?腫瘍が大きくなって危ないと治験のル
ールを無視して、いきなり新薬を投与されたでしょう、口
では”製薬会社が厳しいと言われますが人命にかかわるよ
うなときは先生の判断で臨機応変に新薬を投与されて(容
体が)落ち着いたじゃないですか、希望者を締め切って治
療をするというのは建前であって、なんとでもなるわよ”
と悲観的で感情論を口にする私と違って、かみさんは実に
冷静に分析をするものだと感心し見直してしまいました。
今まで付きっ切りだった、かみさんを用事がある時
だけ来てもらうということにして看病疲れを軽減す
ることにしました。 出前屋 ぐっさんハイ