突然、救急車ので中で目を覚ましました。傍には心配そう
にかみさんが寄り添っています。”おい、どうなっている
んだ、これは救急車だろうが?”と家内に訊ねました。
すると家内は”そうよ、救急車の中よ”と応えましたが、
さっぱり要領を得ません。話を聞いていましたら、団地内
で倒れて同じ団地にお住まいの男性に肩越しに担がれなが
ら自宅の自室に倒れ込んで、外出から戻った家内が救急車
を呼んで車中で意識が回復したということでした。着いた
のは近所の救急病院でなく、がん専門のB病院でした。場
違いではないかと思いましたが医師も担当医でした。レン
トゲンで頭部を撮ったり骨折や擦り傷がないかチェックさ
れて安静状態で、全く動けません。がん患者を看る病院で
すから専門医はいませんが幸い頭部に出血はなく水が溜ま
った状態で少し言語障害があるものの身体が麻痺して動か
ないといった後遺症はみられないということからB病院で
治療を受けることになりました。これでまた本命の腫瘍の
治療は延期になり私は焦燥感に襲われました。そると、
かみさんが意外なことを口にしました。
歩行中に転倒してしまいました。幸い柔道の受け身
のような状態で倒れ込んだため頭部のダメージは軽
微でした 出前屋 ぐっさんハイ