私の師匠がケアハウスに入られて秋には2年になります。入
所された当初は痩せて声もかすれてお年寄りも遥かに老けて
みえました。やっぱり長年住み慣れた自宅から全く環境の違
ったケアハウスに転居されて一挙に老けられたお姿を拝見し
ていましたら不安になり出来るだけお邪魔して励ますことに
しました。半年ぐらいは歩くのもやっとという感じでしたが
そこはお若い時から鍛えてあったこともあって環境にも慣れ
て室内で身体を活性化するリズムを取り戻され、みるみるう
ちに95歳とは思えない若さ元気さを取り戻されました。具
体的にはテレビを観ながら歩行器をお使いになったり喉を鍛
え姿勢を正すためにお謡いをたしなまれ以前のような張りの
ある力強い声を取り戻され新聞は日経を読まれてテレビも、
時局から歴史ものなど幅広く鑑賞されています。ですから米
朝首脳会談なども”アメリカは北朝鮮に騙させている。簡単
に非核化は解決するはずもない。しかしその間、ミサイルが
飛ばないだけでもいい”などと私なんか下を向いてしまうよ
うなことをズバッと切り捨ててしまう鋭さも復活しています
こないだ”お元気になられましたが入居費など大変でしょう
ね”と訊ねましたら”なんもかんもでも1日に1万円掛かる
”と、さりげなく言われ腰が引けてしまいました。1カ月に
30万円、、。ため息が出てしまいました。とにかくハウス
では、なんでもお金が掛かるそうでご夫婦で入居して20年
というカップルもいらっしゃるそうですが昔どんな仕事をさ
れていたのか気になりました。
ケアハウスにもピンからキリまでありますが24時間
体制で見守ってくれてなにかあったら夜中でも飛んで
きてくれて意識朦朧としたこともあったこのケアハウ
スは緊急入院ができる棟もあって至れり尽くせりの、
施設ではありますが私のような貧者には程遠い存在だ
と思いました。
さらにケチになった ぐっさんハイ