お盆の週末だったと思いますがNHKが昔、一世を風靡した
歌手を一堂に集めた歌番組を演っていました。トップバッタ
ーで小柳ルミ子が登場して「わたしの城下町」を唄っていま
した。声に張りがなく見るからにやせ細って衣装だけが一人
歩きするような醜態にあたしゃ、みるのをやめてしまいまし
た。いろいろな見方があると思いますが、あの健康美溢れた

小柳ルミ子を知っている私は哀れで見ていられなかっかので
す。夢を売るのが商売の芸能人が見るからに倒れそうな老態
は目にしたくありませんな。さて、私がときどき通う社交ダ
ンスの会場に厚化粧したおばさんがお見えになります。馴染
みの方ですから放っておくわけには参りませんので”踊って
いただけますか?”と誘いに行きます。踊り出したとたん、

”あたし米寿なの”と若さを誇張する言葉を投げかけてきま
した。私は大げさに”信じられない!お若い!”とお世辞を
返します。その方は満足そうに微笑みながらステップが一段
と力強くなります。褒められたことが嬉しかったんだと思い
ます。その方と知り合いに”米寿といわれたので、お若いで
すね”と言いましたら”エッ米寿だって?”。”確か85、
6のはずよ”と答えが返ってきました。そうして”OOさん

はね誰にでもそんな話をして若さを押し売りしてるのよ!”
と忌々しそうに言いました。しかし確かに自慢するだけあっ
て御髪や歯の手入れなども行き届いて寝るときにも特別な枕
を使って寝る姿勢にも気を遣ってあるそうですからご立派で
すよねえ。ほうぼうのダンスパーティーにも顔を出してエン
ジョイしているそうですが、それが、オーラとなって若さを
意識し保ってあるんですよねえ。

      寂しくてオレオレ詐欺と長電話 ぐっさんハイ