合計8回にわたる抗がん剤の投与も虚しくリンパ腫が生き残
ってしまい現在の治療法では効果が期待できないと担当医に
診断されて、再発に備えてホスピスケアの病院をあらかじめ
探していくことをすすめられお世話になっている近所の総合
病院を訪ねました。受付で案内を受けて相談室に行きました
担当者が男女ふたりが応対して頂きました。熱心にメモを、

とって私の話を聞き入ってありました。私は病状の話のほか
に当病院にお世話になっていることも告げました。しばらく
して、ふたり顔を見合わせながら”申し訳ありませんが当病
院も完治をめざしている病院でお宅さまのように終活をご希
望の方には別の病院がございます。と言って”お宅さまのお
近くのホスピスケアの病院のリストを手渡して頂きました。

雑談になって最近、私のような相談をするひとが多くなって
きたと話してありました。夢中で話をしている時に感じたの
ですが、担当医の診断以来、まだ他人事のような言動を繰り
返している自分に苦笑しながら帰宅しました。翌日、紹介さ
れた病院を訪問。拙宅からJRでひと駅の近さでした。こじ
んまりした病院でケアの先生は不在でしたが病室や見舞客の

控室などをみせて頂きました。有料の個室はバストイレ付き
で着き8000円。5000円の部屋は風呂がありませんが
建て替えたばっかりの病院で真新しい清潔感がありました。
いつもは満室だと言いながら3部屋もみることができました
ので”今日はラッキーでしたね”と言いましたら”はいラッ
キーではありません、昨日ふたり亡くなられました”と事務
的な答えが返ってきました。

 看護士さんの何気ないひと言で 他人事から自分の
 ことだと思い直した        ぐっさんハイ