いろいろ話したいことは山ほどありますが、あまり明るい話
はありませんので、また入院したときにでも続きはお話する
ことにいたしましょう。で、私がお世話になった病棟の半分
は心療内科の患者さんが入院しています。昼飯のあといつも
のように散策していましたら通常、入棟禁止の張り紙がある
通路から小柄な女性が現れました。こざっぱりした服装です

看護士さんや同僚が付き添って、なにやら楽しそうに歓談し
ながら歩いてきます。お世話をした看護士さんが”では、
OOさんお元気で!”と発声しましたら同僚だったひとりが
花束を差し出しました。すると小柄な女性はピョコンと頭を
下げ”ありがとう”と言って宝物のように胸に抱きながら、
エレベーターの方に小走りに走り去っていきました。朝夕は

談話室のお茶を補給にそれぞれが出向くんですが、心療内科
の患者さんはヤングが多く無表情なひとが多いんです。私は
年齢性別関係なくあいさつをしますのでヤングにも声を掛け
ていましたが、顔なじみになったためか時間が経つにつれ無
反応なヤングがあいさつを返してくれるようになると嬉しく
なりましたね。自慢にはなりませんが今回も3年前にも同じ

くらいお世話になっていますと、いろんな先生や看護士さん
それに患者さんと顔見知りになりますが今回はリンパ腫の種
類を特定するため腹部を切開して抗がん剤を選定するために
外科手術をした先生に”先生はイケメンだから社交ダンスを
なさったらモテますよ”などと冗談を言う状態になって外科
の病棟から血液内科に移送された翌早朝、早い時間、驚いた

ことにその先生が現れて触診しながら”問題なし!頑張って
ください!”とこれから長期に渡り劇薬と闘うまえの激励を
頂きました。退院時、真っ先にお礼に伺いましたら”OO先
生はOO病院に移籍されました”と聞かされました。化学療
法をはじめる直前のサプライズでした。年寄りを真正面から
面倒をみてくれたM先生ありがとう!お元気で!

  人情先生が少なくなりました ぐっさんハイ