人気絶頂だった歌手の「ちあきなおみ」が華やかな芸能界から姿を消して25年になろうとしています。日活の中堅俳優だった郷 鍈治と死別して郷が荼毘に付されるとき棺にしがみついて”私も一緒に焼いて!”と泣き崩れて、当時は豪華な葬式が一般的だった時代に”個人の強い要望により皆様にはお知らせせずに身内だけで鎮かに送らせて頂きました。主人の死を冷静に受け止めるにはまだ当分時間が必要かと思います。皆様には申し訳ございませんが

 

静かな時間を過ごさせて下さいます様よろしくお願いします”という

コメントを出して天照大御神(あまてらす おおみかみ)のように、

これを最後に歌手業を含めた一切の芸能活動を完全停止お隠れになり、それ以降引退宣言も出ないまま公の場所には全く姿を現していない伝説の歌手なんです。忽然と姿を消した後もヒットチャートには常に上位にランクされいます。あたしゃ、数ある熱
唱のなかで「ねえ あんた」に惹かれます。惚れ抜いた男を思う気

 

持ちをこれだけ謳いあげた曲はほかにないと思います。では、早速、歌詞をご覧ください。「♪ねえ あんた なんかとってあげよう

か おなかがすいてるんじゃないの 飲み始めたら いつだって 全然ものを食べないんだから 胃腸が悪い男はさ 長生きしないって、そう言うよ ねえ あんた ボタンがひとつ とれてるよ 外を歩いて おかしいじゃない あたし 針 持っているんだ こっちへ お貸し つけてあげるよ だらしがない男はさ 出世しないって そう

 

言うよ ねえ あんた マッチが一杯はいって入るね いろんな店に行ってるんだね まわりが みんな騒ぐとき 寝たりしちゃ いけないよ 野暮で無口な男はさ バカにされるって そう言うよ 本当

だよ ねえ あんた なんでそんなに 不機嫌なの あたし 何か言ったかしら ほかの何処かの人みたいに 良いことばかり 言えないんだよ すぐ怒る男はさ モテないって本に出てたよ ねえ あんた 今 言ったことウソだろう ゴメンってひと言 言っておくれよ 

 

こんな処の女にも 言っちゃ いけない言葉があるんだ そんなこと言う男はさ ここじゃ帰れって言われるよ やっぱり私はドブ川暮らし あんたを 待ってちゃいけない女さ そうだろう ねえ あんた」。いまどきこんな泣かせることをいう女なんてどっこにも存在し

ない、いわば絶滅危惧種なんじゃないでしょうかねえ。そういえば、さだまさしの「関白宣言」っていう歌もとんと聞かれなくなりま

したねえ。時代なんですかねえ。


  まだ 泣かせる歌詞がありますが心残りのまま紙面の都合で

 カットしました 場末の飲み屋の女が一生懸命 惚れた客を気遣

 う心情が溢れ滲み出た詩じゃありませんか。ジンときた 7分間

 の熱唱に番組のMCが泣いていました。

    ああ 私も”ねえ あんた”と言われてみたい ぐっさんハイ

*リアリティーを尊重して当時の様子をそのまま表現しました。