恥ずかしい話ですが九州新幹線が走り出して一度も乗ったことがありませんでしたがある旅行社が広島まで新幹線で往復5550円(広島市内電車乗り放題チケット付き)というキャンペーンがありましたので鹿児島とは逆の方向になりましたが日帰りのツアーに飛び乗りました。帰りの電車まで8時間は個人で勝手に散策するということも応募の動機になりました。かみさんに”冥土の土産に広島まで出向いて社交ダンスをやってみようと思う”と言いましたらエッという顔をしてい

 

ましたが好奇心の強いもの同士、友人も誘って梅雨の最中に敢行しました。予報では大雨と言っていましたが幸い曇天ではありましたが傘の出番はありませんでした。前夜、深夜便を聴いていましたら16年ぶりに水族館を再開したと言っていました。駅に着いてトイレに行きましたら赤シャツを着た親子が待っていましたので”これから応援ですか”と声を掛けましたらマツダスタジアムにも行きたくなりました。トイレのあと広島駅からバスに乗って水族館に向かいました。会場

 

は長蛇の列で2時間以上も待たねばならないということで入場は断念して早目の食い放題の店でエネルギーを補給しながら阪神戦のマツダスタジアムに”自由席がありますか”と電話しましたら、この田舎者という感じで”すべて完売です”と言われ主目的である社交ダンスの会場を目指しました。会場に着きましたらド派手なファッションのおばさんが大勢たむろしていましたので、こりゃ大規模のパーティーだと思っていましたら別の会場に流れていきます。そこの看板には「全

 

国ママさん歌唱コンクール」と書いてありました。案内にパーティーの会場を聞いて覗きましたら小さな会場に40人ぐらいの年配ばかりの男女がステップを踏んでいました。主催者らしいおっさんが”見かけん顔じゃが、どこからお出でんさった”と言われましたので”博多からです”と言いましたら”そうですかい、こないだも大分からお出でんさった”と教えてくれました。場内では好奇な目が我々向いて、かみさんや友人が休む暇もなく引っ張り出されていました。腰痛の

 

持病が心配でしたが緊張と好奇心の引っ張り合いで1時間半も踊りっぱなしというモテモテ状態で、反省会では”ちょっと癖のある人が多かったけど面白かった”と満更でもなさそうな顔で語っていました。私も先輩の女性に”踊りやすいわよ”とお世辞を言われました。いやあ、普段のサイクルを外れて外界を覗きますと若返るというか、いいですなあ。

  私より遥かに年上とおぼしきレディが近付いてきて深々

  とお辞儀をされて”よかったら踊ってください”と言わ

  れました。踊りながら”ダンスのおかげで、こうして見

  知らぬあなたと話ができるんですものね”と綺麗な標準

  語で話をされていました。いやあ、社交ダンスっていい

  ですねえ。   加することに意義があるという年代に

                 なった ぐっさんハイ