今年の青色申告は受付開始の初日に行きました。時間前に行きましたが会場には真面目な納税者の長蛇の列でした。税務署の職員が声を嗄らして場内を走り回っていました。退屈しのぎにスマホを持参にて金正男の暗殺に女性ふたりが関わっていて、その一人が拘束されたとありました。ぼんやり過ごしていましたら”OOからOOの番号の方、受付にお越し
ください”の声に弾かれるように受付にいきました。ところ
が入り口ではひとで溢れ返っていました。やっと順番が来て
税理士が伴走してくれると思いきや”分からないところは聞いて出来るだけ自分で書いてください”と申告書の用紙を渡されました。税関と同じようにドキドキします。赤ちゃんの泣き声や雑踏で電卓を叩く度に数字が違います。モタモタしていましたら見かねた税理士が瞬時に書類をつくってくれました。やっとパソコンのコーナーにたどり着きました。ここ
でパソコンを操作できるひととそうでないひととに行列が別れました。私は出前だけは何とか発信できますが書類の作成
などはできませんからサポートコーナーに並びました。ところが操可能なコーナーは早送りのように進行しますが私が並んだほうは全く動きません。”真面目に納税しようとやってきたのにこの仕打ちはなんだ””とか”立ちっぱなしにさせるとは何事だ”という不満の声が出始めて、慌てた職員が椅
子を入れ始めましたら、やっと私の番になり相手をしていただく担当者は国会議員の中山恭子センセによく似た上品な方で、こりゃイケると思いながらPCの操作ぶりを拝見してい
ましたら手つきが怪しいんです。思わず”そこじゃなくて、
ここじゃないですか”と差し出がましいことを言いましたら”あたし今日が初めてなんです”と耳を疑うようなことを言うじゃないですか。”このレベルでもPCがやれますか
ら、あなただって次からは自分でやれますよ”と言います。やっと二人で完成した申告書では26000円納税という数値となりました。私はよくチェックしましたら医療控除が抜
けていることに気付きましたで。で、そう言いましたら。
”あら医療控除があるんですか”という問答のあと計算をし直しましたら11000円還付ということになりました。私はにっこりしました。するとやり手婆あみたいな顔になっ
て”これはおかしいもう一度やり直しましょう”と言いますから、こりゃダメだと思って巡回中の税務署員を呼び止めて
イチからやり直し”あら奥さんの扶養控除が算入されていませんね”と言いながら計算して、〆て30600円が還付されますという判定でした。あたしゃ、そのおばさんに”PCもですが、もっと基本的な知識と納税者が気を悪くするような口の利き方は注意したほうがいいよ”と捨て台詞を吐いて会場をあとにしました。
会場内は高齢者が溢れ返り車椅子の方もあって現世の高齢
化の姿をくっきりと浮かび上がらせておりました。
ぐっさんハイ